︻ベルリン時事︼労働組合の国際組織、国際労働組合総連合︵ITUC︶が5月に実施したアンケート調査で、﹁世界最悪の経営者﹂に米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムの創業者で最高経営責任者︵CEO︶のジェフ・ベゾス氏が選ばれた。 調査はベルリンで18〜23日に開かれたITUC世界大会に合わせ、インターネットで実施。ベゾス氏は﹁メディア王﹂と呼ばれるルパート・マードック氏らノミネートされた他の8人を抑え、得票率22.7%でトップになった。 ITUCは、アマゾンの物流倉庫の従業員が勤務中に歩く距離は1日当たり24キロに達すると指摘。バロー書記長は﹁アマゾンは従業員をロボットのように扱っている。ベゾス氏は雇用者の残虐性の象徴だ﹂と批判した。