SL人吉に関するJ1NGekkoのブックマーク (2)
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JR九州は23日、人気観光列車﹁SL人吉﹂の営業運転の最終日を記念し、博多駅で出発式を開催した。現役としては国産最古の蒸気機関車︵SL︶、通称﹁ハチロク﹂の最後の雄姿を見ようと多数の鉄道ファンらが詰めかけた。鐘ケ江理恵駅長の出発合図で汽笛が鳴るとゆっくり動き出し、﹁ありがとう﹂の声がホームにあふれた。 福永嘉之鉄道事業本部長は出発式で﹁︵昭和63年と平成21年の︶SL復活のたびに社員が知恵を出し合い、力を合わせて運行してきた。乗客や沿線の皆さんのおかげだ﹂とあいさつした。 広島県海田町から友人と鈍行列車を乗り継ぎ、SLを見送った4月に中学生になる浜田奏介君は﹁電車にはない煙の迫力がすごかった﹂と笑顔で話した。 SL人吉は平成21年、熊本―人吉︵熊本︶間で運行を開始。令和2年7月の豪雨による肥薩線の被災後は、鹿児島線鳥栖︵佐賀︶―熊本間で運用してきた。SLは日立製作所が大正11年に製造し、今
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遠くから野太い汽笛が聞こえると、白や黒の煙を吐きながら真っ黒な蒸気機関車がやってきた。まるで生き物のような力強い走り。御年101歳のSLが23日に引退した。 JR九州の観光列車﹁SL人吉﹂。国内で営業運転を行う蒸気機関車としては最も古かった。 8620形蒸気機関車、通称﹁ハチロク﹂は大正3年︵1914年︶から製造が開始され、﹁58654号機﹂は大正11年の製造。九州各地で活躍し昭和50年︵1975年︶でいったん引退した。その後、熊本県人吉市で保存されていたが、昭和63年に﹁SLあそBOY﹂として復活、平成21年︵2009年︶からは﹁SL人吉﹂として肥薩線で運行された。令和2年︵2020年︶の熊本豪雨により、同線の八代駅︵熊本県︶から吉松駅︵鹿児島︶間は線路や橋梁の流失など甚大な被害を受け運休となり、令和3年からは鹿児島線の熊本駅から鳥栖駅︵佐賀県︶に運転区間が変更となった。
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