その時代、﹁G﹂は粛清の憂き目にありました。 英語の﹁G﹂にあたる、ウクライナ語のアルファベット﹁Ґ︵ゲー︶﹂。 この文字が一時期、公的に消されたのです。 一体なぜ?その後、何が起きたのか? そこにはロシアからの独立を目指した、ウクライナの長い、長い歴史がありました。 ︵国際部記者 吉元明訓、ネットワーク報道部記者 杉本宙矢︶ ロシアとの戦いは”独立運動”? ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めてからまもなく11ヶ月。今なお、激しい戦闘が続いています。 ロシアのプーチン大統領は当初、“ウクライナ東部のロシア系住民の保護”を大義名分に掲げ、その後“祖国防衛のための戦い”に切り替えたと指摘されます。 一方で、ウクライナ側にとってこの戦いはどんな意味があるのでしょうか? ﹁現在のウクライナのロシアとの戦争は、”独立運動“と言えると思います﹂ こう指摘するのは、ウクライナ史が専門で東京大学の中井和夫
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