レンダリングエンジンが切り替わる前のOpera 12ユーザが、今でも推定で1,000万人ほどいるとされている。しかし、OperaのPrestoレンダリングエンジンはメンテナンスされていないし、Opera 12で閲覧できないページは増える一方だ。そこに、颯爽と現れたのが元Opera CEO ヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏が率いる新ブラウザ﹁Vivaldi﹂だ。今回、Vivaldiの共同創業者兼COOを務める冨田龍起氏にVivaldi開発の裏舞台について話を聞いた。 我々ならユーザが満足するものを作ることができる 後藤: GoogleのChromeやFirefoxなど、成熟したブラウザがいくつもある現在、ブラウザ開発の市場に参入するのは難しいと思うのですが、﹁この市場で勝てる﹂という結論に至った理由をお願いします。 冨田氏: 1年程前、ヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー(
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