連載目次 子会社や支社など、帯域の細いWAN回線などで接続されたサイトにおいて、WAN回線経由でアクセスしたサーバのデータを、ローカル側のコンピュータ・ネットワークへキャッシュし、アクセス速度を向上させる機能。2009年10月にリリースされるWindows 7およびWindows Server 2008 R2の組み合わせによって実現される。Windows XP/Vistaではサポートされない。 BranchCacheによるローカル・キャッシュ機能 BranchCacheとは、子会社や支社など、帯域の細いWAN回線などで接続されたサイトにおいて、支社から本社へのアクセス(ファイル・サーバへのアクセスやWebサーバへのアクセス)の結果をキャッシュして、ネットワークの(理論的な)接続速度を向上させるための機能である。最初の1台がダウンロードしたコンテンツは自動的にローカルにキャッシュされ、ほかの