ペニーに関するKajirin1のブックマーク (4)
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社会人になってから始めてエアコンのない家に住むことになった。 気温はそこそこ高く、窓から風を入れずには過ごせない。 それと天井のファン。欧米の古い建物︵またはそういうテイストで建てられたもの︶にはシーリングファンがついていることが多く、そんなもの単なる飾りだと思っていたのが、今ここへ来てしっかり使っている。 あの程度であっても空気さえかき回してくれれば涼しいのだからたいしたものだ。 それだけではなく、暑さが苦手なわたしが今のところケロリとしていられるのは、湿度が低いからだろう。 旅行や出張でヨーロッパへ来ても、ホテルやオフィスにはまずエアコンがあるから気づかずにいたが、空気さえ乾いてさえいれば日本の気温マイナス5度くらいの感じでいられる。 ああ~ こんな快適な土地に住んじゃって︵冬の寒さはさして苦にならない︶、もうヨーロッパ以外には行けないからだになっちゃったらどうしよう。 快適といえば、
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一日をとおしてすっきり晴れるなんて、ブリュッセルへ来て2週間で初めてのこと。 そりゃ浮かれて出かけましたとも。 まあまあの高級店もあれば、ごく庶民的な店もある商店街を歩く。 とあるパン屋の行列が目を引いた。 ﹁そういやアメリカ人って列つくんないよね。ヨーロッパほど食にこだわりないからかねえ﹂と妻。 わたしはわたしで﹁この世に行列してまで食うべきものなし﹂と唱える無粋者だから、この店にもさして気を止めなかったのだが、どういう風の吹き回しか妻がちょっと見てみるわというなり、たまたま少し短くなった列に加わった。 きっと美味いのに違いないから、いろいろ買ってきてくれたらいいやと思った。 食品の調達にも調理にも不自由するホテル暮らしで食生活が単調になっているから、たまには贅沢を楽しみたい。 というわけで戦利品は以下のとおり︵写真はいずれも半分にカットしたもの︶。 ■ クリームクロワッサン 1.75ユ
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ホテルから30分、上り坂や階段を大急ぎで攻め︵グーグルマップは徒歩の所要時間を短く表示するクセがあるらしく25分といわれた︶、とある住宅街に入った。 風は強いが、大急ぎのため汗が噴き出す。 はよたどり着いてジャケット脱ぎたい~ だが目的地には看板なんぞ出ておらず、容易には見つからない。 番地をたよりにきょろきょろ。 建物はわしらの目には貴族の館と映るくらい瀟洒なものが多い。 ようやく見つけたドアから進入! 行く先はクリニック。 入国から8日目。このタイミングでPCR検査を受け、結果が陰性だったら自主隔離を終わらせていいというベルギー政府からの指示だった。 妻が職場でおすすめの病院について尋ねたところ、上司から﹁あたしが行ったでかい病院は態度が悪いうえ検査めちゃ痛くてサイテーだったわ、小さいところにしなさい﹂とのご託宣あり、素直に従ってここまで来た。 ドクターRの診察室は、よくある事務的なア
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副反応の余波と思われる倦怠感にひぃひぃ言わされながら暮らしている︵それじゃなきゃ病気だわ俺︶。 たったひとつサボっていないのはペニーの散歩で、仕事中の妻にはどうすることもできないので頑張って出かけているのだが、外でお日様に当たってくるからちったあ元気になれるというもので、これがなかったら三年寝太郎で筋力が衰え、立てなくなるかもしれない。 そんなことあるもんかとおっしゃるかもしれないが、拙者20代30代の若者じゃないからね︵笑︶ さっきの散歩で撮ったこの写真は、ペニーを抱き上げて花の高さまで無理やりもっていったもの。 花の香りを楽しむかのような姿だが、ペニーはただ慣れない匂いに注意を引かれただけのこと。 わたしが狙っていたのは可愛らしい花飾りショットだったのに、ペニーさんたらじたばたして撮らせてくれず、こんなふうにしかならなかった。 通行人のみなさま、決して怪しい者ではございません。 花とペ
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