コンビニ3社の2017年8月中間決算が12日、出そろった。ファミリーマートとローソンが営業減益となる一方、セブン―イレブン・ジャパンは営業最高益を更新。もうけが大きい揚げ物など総菜商品を先行して強化したことが﹁一人勝ち﹂につながった。 この日発表されたセブン―イレブン・ジャパンの中間決算は、売上高が前年同期比2・8%増の4348億円、営業利益は3・3%増の1307億円。総菜を中心とした商品力の高さで、広告宣伝費を減らしても売り上げは安定した。セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は﹁利益率の高い総菜の開発をよどみなく続ける﹂と話す。 ファミマの営業利益は、傘下の﹁サークルK﹂と﹁サンクス﹂を﹁ファミマ﹂に統一する費用がかさみ、16・9%減の248億円。加盟店支援のコスト増でローソンも1・6%減の327億円にとどまった。 激しい出店競争の中、全国2万店が間近のセブンは19年度に沖縄県へ
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