電気街、パソコンの街、オタクの街としての“マニアック”なイメージを生んだ秋葉原。しかし、家電店やPCショップの老舗が消え、同時にマニアでない人々の流入で変化が起きている。そんな秋葉原の“今”を追った ◆変わり続けること。それこそがアキバの魅力 脱マニア化の流れが始まっている秋葉原だが、実はこれ以前に“普通の街”へ変貌する可能性のある出来事があった。 ﹁ITセンターに象徴される駅前の再開発が発表された当初、秋葉原が今までの雑多な魅力を失い、“普通の街”になってしまうのではないかと危惧する声が、オタクの間で上がりました﹂と語るのは、秋葉原の変遷に詳しい明治大学准教授・森川嘉一郎氏だ。 しかし、事態はナナメ上の方向へ進んだ。 ﹁秋葉原の景観自体は確かに変わりましたが、それよりもメディアが引き起こしたアキバブームのほうが、街のイメージから客層にいたるまで、はるかに大きく秋葉原を変えてしまったんです
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