50歳前の俳優が主演舞台の公演中に倒れ、息を引き取るという悲劇が起きた。亡くなったのは、舞台を中心にテレビや映画でも活動していた仲田育史︵なるひと︶さん。47歳という若さだった。 さる17日夜、都内の小劇場﹁赤坂RED/THEATER﹂でのこと。仲田さんは所属劇団﹁男魂︵メンソウル︶﹂主催の﹁親父の記憶﹂でステージに立っている最中に倒れた。公演の終盤というタイミング。直ちに救命措置が行われ、病院へ救急搬送された。 同劇場は席数173で、その夜の公演チケットは完売していた。中にはその夜﹁なんとか回復をお祈りします。神様お願いします﹂とツイートする観客もいたが、そんなファンの願いは届かず、日付が変わった18日午前0時29分、仲田さんは帰らぬ人となった。 ﹁仲田に持病はなく、死因はくも膜下出血でした。病院へは劇団員も駆け付け、みんなで励ましました。劇団員以外の客演さんやスタッフたちも、それぞれの