米軍ヘリの部品が園舎の屋根に落下したとみられる事故で、沖縄県宜野湾市の緑ヶ丘保育園に対し、米軍が落下の可能性を否定したことを引き合いに﹁自作自演では﹂などと誹謗︵ひぼう︶中傷する十数件の電話やメールが相次いでいる。命が脅かされただけでなく、心ない“言葉の暴力”が園児や保護者、園関係者を二重三重に苦しめている。神谷武宏園長は﹁こういうことがあると本当にきつい﹂と漏らした。 米軍の“否定”を機に 神谷園長によると、米軍が事故発生翌日の8日に﹁飛行中の機体から落下した可能性は低い﹂との認識を示すと週明けの11日、園と園を運営する教会に中傷する電話がかかってきたという。 ﹁米軍は落としていないと言っている﹂﹁︵落下の衝撃で壊れず︶よっぽど丈夫なトタン屋根なんですね﹂﹁でっち上げて、よくそんな暇があるな﹂。電話の主は名乗らないまま﹁自作自演﹂を疑う批判の言葉を園長や園職員に言ったという。12日午前
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