最近の研究から、漁に使うカゴに磁石を取り付けるとサメやエイが中に入るのを防げることが明らかになった。磁石を入れたパイプでサメをよける研究も行われている。(字幕は英語です) 「サメに磁石」が、漁業におけるサメ保護の決め手になるかもしれない。 新たな研究によると、磁石にはサメやエイを遠ざける効果があり、漁業用の餌を入れたカゴにこうした魚が間違ってかかってしまうのを防げるようになるという。 「あまりにうまく行ったので驚きました」と言うのは、オーストラリア、ニューカッスル大学の海洋生態学者で、学術誌「Fisheries Reseach」に論文を発表したビンセント・ラウール氏だ。 サメの頭部の前方には、獲物の筋肉の収縮によって生じる微弱な電流を感知する器官がある。(参考記事:「ホホジロザメ、ロボットカメラを襲う」) 「サメは基本的に、餌が見えなくても、匂いがしなくても、そのありかを感知できます」とラ
IT分野などで急速な技術革新が進む中、政府は新たな科学技術戦略の素案を取りまとめ、IT関連の人材を2025年まで毎年、数十万人規模で育成することや有力大学に占める40歳未満の教員の割合を3割以上に増やすことを目標に掲げています。 また、若手研究者に重点的に研究費を配分するとともに、大学の給与体系を成果主義に改め、東京大学など16の有力大学に占める40歳未満の教員の割合を2023年度までに3割以上に増やすことを目指すとしています。 このほか、2025年までに、ほぼすべての農業者が気象や消費動向などの情報を利用できるようデータベースの構築を進めることや、2025年を目途に高速道路での自動運転を実現することも盛り込みました。 政府はこの戦略を今月中旬に閣議決定し、ことしの「骨太の方針」に反映させることにしています。
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