Profile─石井敬子 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士︵人間・環境学︶。北海道大学社会科学実験研究センター助教等を経て,2009年から現職。専門は社会心理学,文化心理学。著書は﹃名誉と暴力‥アメリカ南部の文化と心理﹄︵共編訳,北大路書房︶,﹃文化と実践‥心の本質的社会性を問う﹄︵分担執筆,新曜社︶,﹃つながれない社会‥グループ・ダイナミックスの3つの眼﹄︵共著,ナカニシヤ出版︶など。 西部劇の傑作﹃リバティ・バランスを射った男﹄で,弁護士になりたての主人公のランスは,鞄一杯の法律書とわずかなお金をもって馬車で西部に向かう。しかし西部のある田舎町で非常に評判の悪い荒くれ者︵リバティ・バランス︶とその一派に襲われ,身ぐるみはがされ,酷い傷を負う。ランスは﹁奴を刑務所に送り込んでやる﹂と介抱してくれた牧場主のトムに言うが,トムはランスに銃を見せながら諭す。 リバティ・バラン
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