タイミングとしては、最悪だったと言っていい。 積水ハウスは9月3日、大阪市中央区に2010年に完成予定の高層ビル内に、世界的なホテルチェーンである米スターウッドホテル&リゾートの運営する﹁セントレジスホテル大阪﹂を開業する契約を締結したことを、報道陣の前で明らかにした。 セントレジスが入居するビル﹁本町ガーデンシティ﹂︵仮称︶は、大阪・本町の旧イトマン本社ビル跡地に建設予定で、27階建ての高層ビル。米系最高級と言われるセントレジスのブランドを前面に打ち出し、積水ハウスの不動産開発事業をさらに勢いづかせるイベントとなるはずだった。 ところが、その記者会見の1週間前、同社は国土交通省から東海4県で営業停止処分を受けた。名古屋市内のマンション建設現場2件に建設業法で定められた監理技術者を適切に配置していなかったとして、この工事を担当した同社名古屋特建事業部の営業エリアである愛知、岐阜、三重、静岡
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