中華料理店﹁日高屋﹂を首都圏で約400店展開する﹁ハイデイ日高﹂︵本社・さいたま市︶で、外国人従業員が約3千人加入する企業内労働組合が結成されたことが分かった。組合員の約3分の1を占めるといい、これだけ多くの外国人が入る労組は極めて異例だ。政府が外国人労働者の受け入れ拡大を進める中、外国人の待遇改善をめざす新たな動きとして注目を集めそうだ。 同社や労組関係者によると、名称は﹁ハイデイ日高労働組合﹂。今年5月に繊維・流通・食品業界などを束ねる産業別労働組合﹁UAゼンセン﹂に承認され、労組の中央組織・連合の傘下に入った。店舗網の拡大による従業員数の増加を受け、社内で労組の結成が長く検討されていた。関係者は﹁今年ようやく話がまとまった﹂という。 組合員数は約9千人。パートやアルバイトなどの非正社員が8千人超を占め、このうち約3千人がベトナムや中国、ネパール、ミャンマーなどから来ている従業員だ。週
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