母国はトルコライスに難色 国際料理友好親善宣言書に調印した︵左から︶坂本さん、宇都宮会長、マナブ会長ら=5月24日、トルコ・イスタンブール︵坂本さん提供︶ ﹁大人のお子さまランチ﹂と呼ばれて全国的にも知名度が上がっている長崎市の﹁トルコライス﹂。このご当地グルメに"母国"トルコの料理人が﹁トルコ料理にはない様式﹂としてトルコの名称を冠することに難色を示していることが分かった。西洋料理人でつくる全日本司厨士︵しちゅうし︶協会県本部会長の坂本洋司さんらが5月にトルコを親善訪問した際に指摘された。 トルコライスは豚カツ、ピラフ、スパゲティを一皿に盛り付けた料理。長崎市は、和歌山県沖で1890年9月16日に起きたトルコ︵当時はオスマン帝国︶軍艦﹁エルトゥールル号﹂の遭難事件にちなんで9月16日を﹁トルコライスの日﹂、9月を﹁トルコライス推進月間﹂と定めてPRしている。 坂本さんによると、在日