騎手が引き揚げてくる検量室は殺気立っていた。 …怒りをぶちまけたのはコスモバルクに前を2度横切られ3着だったカンパニーの福永。﹁コスモバルクは毎回、毎回やっている。五十嵐さんはG1に乗る騎手じゃない。︵ローカルの︶福島にでも行っていればいい。勘弁してくれ﹂とまくし立てた。︵時事通信︶ 昨秋、天皇賞のレース後、興奮冷めやらぬ検量室で発せられたとされる福永の怒りのコメント。各紙で五十嵐を批難する福永の様子は報じられたが、﹁福島にでも行っていればいい﹂との文言を伝えたのは時事通信一社だった。この﹁福島発言﹂はネット界隈で話題になり、拙ブログでも﹁ローカル開催を見下す発言を公にしてしまうのはプロ失格ではないか﹂と指摘した。一方で、﹁あの程度の発言はみんなでギャーギャー言い合うようなものではない﹂︵みんなの予想を超えて︶、﹁アグレッシブな姿勢はどんどん出していくべきだ、福永よく言った﹂︵傍観罪で終身