エスポワールシチー、ドバイWC回避へ 21日のフェブラリーSでG14連勝を達成したエスポワールシチー(牡5歳、栗東・安達厩舎)は、選出されているドバイ・ワールドカップ(3月27日、メイダン競馬場、オールウェザー2000メートル)を回避する公算が大きくなった。 レースのあと、安達調教師がオーナーサイドと協議を重ねたが、最終的に承諾が得られなかった模様。「オールウェザーなら距離は持つだろうし、挑戦したいと思っていた。残念だが、回避することになると思う」と同師は話した。25日に正式発表される模様だ。 同馬は、08年8月にダート路線へ転向してから快進撃が始まり、昨春のかしわ記念から、南部杯、ジャパンCダート、フェブラリーSとG1を4連勝。国内のダート王としての地位を確立した。ドバイ・ワールドCにはウオッカが参戦を表明しており、現役最強牝馬との対決も注目されていた。