先日、競馬カメラマン・ライターを職業とする方が書かれているブログで、現行のペーパーオーナーゲーム︵POG︶のあり方に関して疑問を呈する記事が掲載された。ブログは﹁競馬サロン◇ケイバ茶論﹂、記事は﹁POG ココに注意!﹂、﹁予定調和のゲームは楽しいか﹂と題された2本。筆者はPOGが抱える問題点として、﹁必勝法とは単純に﹃社台ファームかノーザンファームの良血馬2歳馬を取る﹄というもの﹂になっているとし、﹁ここ数年のPOGでは、指名馬を決める﹃ドラフト﹄を以てゲームは事実上終了していた﹂と言う。要は社台系の馬ばかりが走りすぎるため、指名が偏った馬に集中して、ゲームとしての面白さを失わせているとの主張だと思う。国内で生産されるサラブレッドは一年あたり約8千頭。その中からクラシックホースを探し出すのがPOG本来のゲームの醍醐味であるはずが、実際には社台とノーザンの生産馬︵500頭強︶から選んだ方がよ