pmbokに関するSuiJackDoのブックマーク (6)
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何が変わったかよく分からない---。こう感じられるほど微修正にとどまったのが,PMBOK︵プロジェクトマネジメント知識体系︶ガイドの最新版である第4版である。米国の非営利団体PMI︵プロジェクトマネジメント協会︶が発行するPMBOKは,数年ごとに改定される。第4版は前版の第3版から4年ぶりの改定となる。英語版が2008年12月に発行され,日本語版も近く発行される。 今回の改定に携わったレビュアーの一人,PMIプネ支部︵インド︶のShantanu Bhamare副理事は﹁第4版では,一貫性と明確さをさらに強調した。冗長な表現を除去し,必要な個所に明確な記述を追加した﹂と語る。要は,これまで分かりにくかった表現を理解しやすいように書き直したことが第4版のポイントである。 例えば,すべてのプロセスを﹁動詞+名詞形﹂での記述に統一した,というのが修正の目玉の一つである。第3版のスコープ・マネジメン
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PMBOK︵AGuide to the Project Management Body of Knowledge︶の第4版をデジタルコンテンツとして入手したので、3版からの変更点をまとめる。なお、PMBOK4のデジタルコンテンツを参照するためにはPMI会員になる必要がある︵[PMI]が入口︶。書影は英語のペーパーバック版。PMP取得を目指すなら必携かと。このエントリのまとめの目次は以下の通り。 1. プロジェクトマネジメント計画書とプロジェクト文書の包含範囲の変更 2. 定義変更 : ﹁変更要求﹂、﹁プロジェクト憲章﹂、﹁スコープ記述書﹂ 3. 削除/追加されたプロセス 4. 知識エリアごとの変更内容 ■ 1. プロジェクトマネジメント計画書とプロジェクト文書の包含範囲の変更 まず、﹁プロジェクトマネジメント計画書﹂と﹁プロジェクト文書﹂が明確に異なるものとして扱われている。3版では﹁文
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先日、プロジェクトマネージャ合格論文集 改訂版︵齋藤登志勝・編、リックテレコム刊︶の読者の方からご質問があった。内容は、小生の執筆した論文で﹁・・・WBSを成果物(サブモジュール)中心ではなくプロセス中心に構成した・・・﹂と記載しているが、WBSの構成を変更した意図がわからない。WBSの構成変更のメリットは何か? というご質問である。 これはとても良い質問だと思うので、ここに取り上げさせていただこう。ここには、WBS︵Work Breakdown Structure︶構築の中心課題があるからだ。最近WBSという用語・概念が業種の枠を超えて広まったのは、とても良いことだと思っている。しかし、その結果(?)、奇妙なWBS、不思議なワークパッケージを見かける機会もでてきたように感じる。この論文では、その点をやんわり取り上げたつもりだった。 WBSは、誰でも作れる。プロジェクトを種々の作業の階層構
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﹁確かにプロジェクトマネジメント︵PM︶を持ち上げる記事を沢山書きましたよ。PMって,前向きな話だと思っていたのですが…﹂。 信頼がおける人,あるいは敬意を抱いている人から面と向かって,﹁あなたが悪い﹂﹁責任は重大だ﹂ときっぱり言われると正直な話,かなり落ち込む。こうした人には会わないようにすればいいのだが,色々と教えて欲しいことがあり,しばらくしてまたお目にかかると,同じ批判を繰り返される。 何の話かと言うと,PMについてである。もう6年くらい前になろうか,日経コンピュータの副編集長をしていた時,PMについて特集記事をまとめたり,専門家に寄稿を頼んだり,ITproにコラムを書いたり,セミナーを主催したり,本を作ったり,と実に色々なことをした。そうした活動の集大成が日経コンピュータ2002年4月22日号に掲載した特集記事﹁プロジェクトマネジメントが日本を救う﹂であった。 この雑誌が出版され
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