今回は、SQLの中でも特に重要な構文である﹁結合﹂について解説します。一言で結合といっても、いろいろなやり方があります。まずは、比較的単純な方法から解説します︵編集部︶ 今回と次回の2回に分けて、SQLの中でも、最も重要な構文の1つである結合について説明します。﹁結合って難しそう﹂というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、1つ1つの構文はそれほど複雑ではありません。整理して覚えましょう。 本連載で使っている﹁apex.oracle.com﹂の環境には﹁EMP﹂﹁DEPT﹂という複数の表があります。これは、リレーショナルデータベース︵RDB︶では一般的なことです。RDBでは、データを格納するストレージ領域を効率良く使うため、﹁正規化﹂というルールに従って、データを格納する表を複数に分割するように設計します。分割された複数の表から、関係するデータを取り出すことを﹁結合﹂と呼びます。 結
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