これはかなりの汎用性がある。具体的には、﹁〜をやらないとは、お前は勇気がない﹂﹁ビビり﹂﹁腰抜け﹂﹁情けない﹂﹁かっこ悪い﹂などと非難する事で、まるでそうするのが当然で、そうしない事は人間として許されないかのような圧力を、一切本題に言及する事なく、インスタントに作り出す事ができる。﹁〜をやらないのは、人間としてどうかと思う﹂﹁普通はそうする﹂﹁みんなやってる﹂等に代表される、人間性メソッドと大体同じ効果が出ている︵勇気メソッド?︶。 本題とほとんど関係なく、後からいつでも着脱可能だという点で、これらの概念は強化パーツを連想させる。扇動を目的とした文書を書き上げたあと、何か今ひとつ説得力や押しが足りないと思ったら、強化パーツを取り付けてブーストする。実体のない﹁勇気﹂に相手が引っかかってくれたら儲け物。 - ref http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080316/