﹃ねこけん﹄は、猫の殺処分ゼロを目指して日々活動を続けるNPO法人。そのブログでは、猫を保護した際のリアルな状況、悲惨な姿まで隠すことなく伝えいる。13年間、真っ暗な押入れで飼われてきた猫 “彦爺”についても、そのエピソードが綴られている。代表理事・溝上奈緒子氏に、あらためて取材を行い、彦爺の保護当時の様子と、その後を聞いた。 ︻写真︼涙目でガリガリ…押し入れ生活13年の“彦爺”、保護直後から幸せな最期まで ■猫嫌いの夫から隠し…真っ暗な押入れで猫3匹を飼っていた 愛嬌のある表情で写真に写った茶虎の老猫・彦摩呂、通称“彦爺”は、一見とても穏やかに見える。だが、その表情とは裏腹に、彦爺には壮絶な過去があった。なんと、13年間も押入れで暮らしていたというのだ。 彦爺を飼っていたのは、高齢の夫婦だ。奥さんが彦爺を拾ったものの、夫は猫嫌い。夫に見つからないよう、彦爺は押入れの中で育てられた。﹁奥さ
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