11月の米大統領選から撤退を表明したバイデン大統領(81)が24日夜、ホワイトハウスから国民向けに演説した。21日に選挙戦から退くことを明らかにして以降、バイデン氏が演説するのは初めて。 【動画】「新しい世代にバトンを」 バイデン氏、大統領選の撤退表明後初の演説 バイデン氏はホワイトハウスの大統領執務室で約11分間の演説をし、全米に放映された。「私は新しい世代にバトンを渡すことが最善の道だと考えた。それが国をひとつにする最も良い方法だ」と話し、撤退を決めた理由について自ら説明した。 ハリス副大統領(59)を後継指名したことについては「新しい声、新鮮な声、そう、若い声を求める時と場所がある。今がその時と場所だ」と次世代の政治家に託すためだとした。ハリス氏を「彼女は経験があり、タフで有能だ。素晴らしいパートナーであり、私たちの国のリーダーだ」と評価した。
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