インタビューとfootballに関するYUKI14のブックマーク (8)
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2006年6月9日、ジーコ監督がドイツワールドカップに出場するメンバーを発表した。最後の名前が読み上げられたとき、急に会場はざわめいた。その最後に呼ばれた選手が、巻誠一郎だった。 2005年7月31日、東アジア選手権の朝鮮民主主義人民共和国︵北朝鮮︶戦で日本代表にデビュー。そしてワールドカップ予選では1試合もプレーしなかったものの、本大会のメンバーに選ばれた。ジーコのサプライズだった。 だが、本大会では苦しみを味わう。2006年ワールドカップで日本は1分2敗と1勝もできず、巻の出番はブラジル戦の60分間のみに終わった。 ワールドカップ前から、巻は﹁取材しづらい﹂選手として知られるようになっていた。メディアにはほとんど話をしない。言葉数も少ない。取材を申請しても断られるケースもあった。そこから、﹁巻はワールドカップのメンバーに入り、人が変わった﹂という評判が立っていた。それまで好人物として知
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インタビュー ︻特別対談後編︼潔白だった我那覇、病状口外を望まなかったオシム――、総括と反省なきJリーグ Tweet 2012年03月20日10:25 Category:インタビュー刈部謙一 ﹃悪者見参﹄︵集英社︶、﹃オシムの言葉﹄︵集英社インターナショナル︶などで知られるジャーナリスト木村元彦氏が、昨年末﹃争うは本意ならねど﹄︵集英社インターナショナル︶を上梓した。 現在FC琉球でプレーする、元日本代表FW我那覇和樹のドーピング冤罪事件の真相を克明に描いたノンフィクションだ。木村氏がこの本を通して伝えたいこと、伝えなければならないこととは何か。スペシャルインタビューの後編をお届けする。前編はこちら ︵聞き手 刈部謙一︶ 刈部 この事件は、サンケイスポーツの記者が、正当な行為であるはずの点滴治療をよく理解せずに﹁にんにく注射﹂と書いてしまったことが発端でした。本書の中でその誤報を追求すべき
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インタビュー ︻特別対談前編︼完全なる冤罪、我那覇和樹のドーピング事件とは何だったのか? Tweet 2012年03月09日12:50 Category:インタビュー刈部謙一 ﹃悪者見参﹄︵集英社︶、﹃オシムの言葉﹄︵集英社インターナショナル︶などで知られるジャーナリスト木村元彦氏が、昨年末﹃争うは本意ならねど﹄︵集英社インターナショナル︶を上梓した。 現在FC琉球でプレーする、元日本代表FW我那覇和樹のドーピング冤罪事件の真相を克明に描いたノンフィクションだ。我那覇はドーピング違反者ではなく、完全なる冤罪、100%のシロであった。実は無実と分かっていながらにんにく注射に対する嫌悪感から見せしめに冤罪をでっち上げたのではないかとチームドクターに指摘されているのは、サッカー協会の医学委員長であった。JADA︵日本アンチドーピング機構︶やWADA︵国際アンチドーピング機構︶からも我那覇は潔白だ
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――決勝に向けての作戦は? チームの気持ちは? 佐々木 作戦はいつも通り。今までやってきたことをしっかりピッチで発揮するだけです。ファイナルという名誉あるステージまで来ることができたので、選手たちには結果を怖れず、存分にサッカーを楽しんでほしいです。 ――3月の震災はチームの士気にまだ影響を与えているか? 佐々木 大震災に見舞われた日本は、世界の皆さまからさまざまなサポートをいただいています。日本を代表してこのような大きな舞台に立っているなでしこジャパンは、世界中に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。それと同時に、プレーを通じて、日本のみんなにも勇気と元気を与えたいと思っています。この大会に臨むにあたり、その思いが常にわたしたちの心の中にあります。 ――北京五輪以降、チームが完成に近づいたと思うところは? 佐々木 準備期間はあまり長くなかったけれど、大会が近づくにつれてチームの
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決勝のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた海堀︵左︶、大会MVPの澤︵中央︶、佐々木監督。チーム一丸となって偉業を成し遂げた︻Getty Images︼ ゲーム内容を細かく言うと、反省する部分が多いです。堅くなって、自分たちのサッカーができませんでした。米国はボールポゼッショしながら迫力ある攻撃を繰り広げてきて、いつも通り素晴らしいチームでした。対する日本は集中力を持ってゴールを守り、しぶとく耐えました。ファイナルという舞台を経験するのは、みんな初めてのことです。耐えて、耐えて、ワールドカップ︵W杯︶を手にすることができました。 なでしこジャパンは日本中の皆さんからパワーをもらい、そのおかげで耐えることができました。忍耐力で勝ち取った優勝だと思います。日本の皆さん、ありがとうございました。選手にもありがとうと言いたいです。 ――準決勝からの3日間、選手たちの気持ちは? ボールを動か
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日本で応援してくれているサポーターの皆さん、ありがとうございます。ミスから失点しましたが、選手たちはそれで目が覚めたのかもしれない。初スタメンの川澄がよく決めてくれました。選手が代わる代わる活躍している。これで目標としていたメダル獲得が確定したが、選手たちはこれで満足していない。世界の頂点を懸けた戦い、米国は申し分のない相手です。 特別なことをしたわけではなく、今までやってきたことを選手が実践してくれました。ボールも体もよく動いて、集中力もあった。近年にない質の高いサッカーをやってくれました。それが結果につながったと思います。 ――初めて先発を入れ替えた、その意図は? スウェーデンはボールを動かせるけれど、深いフィードも使ってくる。なので、高い位置からプレッシャーをかける必要がある。また、相手のボランチに対しても前からしっかりプレスバックして、味方のMFの負担を減らす必要がある。そう
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獲得したアジア杯を前に記者会見する、サッカー日本代表のザッケローニ監督=31日午後、千葉県成田市内のホテル︻共同︼ 決勝から2日たって、ふと考えていたのは、日本がどうして勝てたのかということだ。カギは試合内容もそうだが、チームが一丸となれたことが大きい。一監督としては、戦術、ゲームプラン、今回中東と同じグループだったのでどう戦うか、韓国やオーストラリアがどう来るのかを研究することは行っていた。だが、どうして勝てたのかを考えると、チームが一丸となったことだと思う。 戦術だけではなく、選手、テクニカルスタッフ、トレーナーら、関係者のすべてがいい関係を築いたことで、30日間、素晴らしい時間を過ごせた。勝つと監督や選手だけがクローズアップされるが、チーム全員のスピリットが素晴らしかったことを、この場を借りてお話したい。高いレベルになればなるほど、そうだったと思う。わたしの中では、そういうふうに考
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スカパー!オフィシャルコメンテーターを務めるイビチャ・オシム氏がオランダ戦を振り返った ︻(C)スカパー!︼ ――前半は集中して守っていたが 守備は規律を守ってよくやった。だが、もっといいプレーができたはずです。攻撃ではボールをもっと速く動かすことができれば、もっと速いパスで相手をもっと余計に走らせることができたと思います。そして最後の部分で、フィニッシュの精度が問題なのですが、もっとコレクティブな攻撃ができなかったのかと思います。もっと勇敢にアタックするべきだった。サッカーは得点を競うスポーツですから、物足りない。日本代表の選手たちはオランダを怖がっていた印象があります。オランダが怖がるような攻撃ができていなかった。日本に欠けていたのは殺し屋の本能、チャンスがあったら絶対にそれをものにするという気迫です。それがないから勝てなかった。 ――今大会の中で戦い方を変えていくことで世界と互角
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