今月は若い世代の性被害などの予防月間ですが、内閣府は啓発用のポスターのイラストがほかの作品と似ていて、業者の制作過程に不適切な点が認められたとして、使用を取りやめました。 内閣府によりますと、﹁若年層の性暴力被害予防月間﹂の今月、啓発用のポスターや関連動画のイラストが、イラストレーターのたなかみさきさんの作品と似ているという指摘が外部から寄せられました。 これを受けて、事業を請け負った﹁凸版印刷﹂に確認したところ制作過程で指摘された作品を参考にしておりチェックが不十分だったと報告があったということです。 このため、内閣府は、ポスターや関連動画の使用を取りやめ、すでに配布したものも可能なかぎり回収することを決めました。 内閣府は﹁極めて遺憾で、事業者に真摯(しんし)な対応を求めていく﹂とする一方、たなかみさきさんら関係者や国民に対し﹁ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます﹂とコメントしています
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