インタビュー ︻特別対談前編︼完全なる冤罪、我那覇和樹のドーピング事件とは何だったのか? Tweet 2012年03月09日12:50 Category:インタビュー刈部謙一 ﹃悪者見参﹄︵集英社︶、﹃オシムの言葉﹄︵集英社インターナショナル︶などで知られるジャーナリスト木村元彦氏が、昨年末﹃争うは本意ならねど﹄︵集英社インターナショナル︶を上梓した。 現在FC琉球でプレーする、元日本代表FW我那覇和樹のドーピング冤罪事件の真相を克明に描いたノンフィクションだ。我那覇はドーピング違反者ではなく、完全なる冤罪、100%のシロであった。実は無実と分かっていながらにんにく注射に対する嫌悪感から見せしめに冤罪をでっち上げたのではないかとチームドクターに指摘されているのは、サッカー協会の医学委員長であった。JADA︵日本アンチドーピング機構︶やWADA︵国際アンチドーピング機構︶からも我那覇は潔白だ