![インド無人探査機が月面着陸成功 月の南極付近への着陸 世界初 | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9729a789e5a8869452c2695db19146416d938602/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20230823%2FK10014172181_2308232140_0823214307_01_02.jpg)
SSLVのこれから SSLVの試験飛行が成功したことで、次は商業打ち上げがみえてくる。ISROは何号機までを試験機として打ち上げ、商業打ち上げに移行するかは明らかにしていないが、すでに米国の民間地球観測衛星会社「ブラックスカイ」から衛星の打ち上げを受注しており、そう遠くないうちに商業打ち上げに入るものとみられる。 また、商業打ち上げへの移行にあたっては、SSLVの製造から打ち上げといった一連の運用を、ISRO傘下の国有企業「ニュースペース・インディア・リミテッド(NSIL)」に移管することになっている。NSILはすでにPSLVの製造や打ち上げ、商業販売などを手掛けており、実績も多い。ISROとして、SSLVを商業用ロケットとして成功させるため、民間の機動力、コスト意識を重要視していることがわかる。 さらに、SSLVを打ち上げるための新しい発射施設の建設も進んでいる。 今回打ち上げが行われた
インド宇宙研究機関(ISRO)は2023年2月3日、昨年8月に起きた新型ロケット「SSLV」の初打ち上げの失敗について、機体の異常な振動が原因だったとする調査結果を発表した。 ISROでは改修を施したうえで、今後1~2か月以内に2号機を打ち上げたいとしている。 2022年8月に打ち上げられたインドの新型ロケット「SSLV」。この後打ち上げに失敗した (C) ISRO 打ち上げ失敗の原因と対策 SSLV(Small Satellite Launch Vehicle)はISROが開発した新型ロケットで、その名のとおり小型・超小型衛星を打ち上げることを目的とした小型ロケットである。 ロケットは全長34m、直径2mの4段式で、第1~3段は固体ロケット、最終段の第4段のみ液体ロケットを使う。この最終段は「VTM(Velocity Trimming Module)」と呼ばれ、速度の調節を目的とした小さ
新型の通信衛星「CMS-01」を搭載したPSLVロケット(Credit: ISRO)インド宇宙研究機関(ISRO)は、現地時間12月17日、新型の通信衛星「CMS-01」の打ち上げに成功しました。ロケットの発射は、サティシュ・ダワン宇宙センターから「PSLV」ロケットを使用して行われ、打ち上げから20分12秒後、PSLVロケットは予定の軌道に通信衛星を投入。その後、ソーラーパネルの展開を確認しました。今後、通信衛星を所定の軌道である静止軌道に置くため、軌道修正が実施されます。 通信衛星「CMS-01」は、インドにとって42機目の通信衛星です。主にCバンドの通信サービスに利用され、インド国内はもちろんのこと、周辺の諸島部での通信にも使われます。ソーラーパネルは1500Wの電力生産能力を持ちます。この衛星が使用される期間は、約7年です。今回のミッションも、2011年に打ち上げられた通信衛星「G
PSLVロケット(Credit: ISRO)インド宇宙研究機関(ISRO)は、11月7日、サティシュ・ダワン宇宙センターで「PSLV」ロケットの打ち上げを行い、人工衛星10基を軌道に投入することに成功しました。今回の打ち上げは2019年末に予定していましたが、新型コロナウイルスの世界的流行により延期されていました。そのため、この打ち上げがインドにとって2020年最初の打ち上げとなります。 10基の人工衛星の内、1基がインド宇宙研究機関により開発された地球観測衛星です。インドが開発した地球観測衛星「EOS-1」は、合成開口レーダーを搭載。観測は全天候型かつ一日中行うことが可能です。この衛星は農業や森林管理、災害対策支援などに用いられます。 残り9基は様々な国の小型人工衛星で、内訳はリトアニアのNanoAvionics社が開発した技術実証衛星「R2」、ルクセンブルクのKleos Space社が
インド宇宙研究機関(ISRO)は1月1日、月面探査計画「チャンドラヤーン3号」が正式に認可されたと発表しました。 チャンドラヤーン3号は月に着陸するランダー(着陸船)と、月面を移動するローバー(探査車)からなるミッションです。具体的な実施時期は正式発表されていませんが、一部インドメディアは今年11月の打ち上げの可能性を報じています。 なお、2019年9月に実施された「チャンドラヤーン2号」のミッションでは、オービター(周回探査機)の投入には成功したものの、ランダーの着陸に失敗しています。一方、オービターは今後数年間運用が続けられる予定です。 ISROはその他にも、有人宇宙飛行ミッションの「ガガンヤーン(Gaganyaan)」について、初飛行に向けて4人の宇宙飛行士が選定されたことを伝えています。 Image Credit: ISRO Source: Space.com 文/塚本直樹
今回、PSLV XLはサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられました。そして打ち上げから18分後に、メインのペイロードを投入しています。 ロケットに搭載されていたのは、インドの地球観測衛星「Cartosat-3」です。第3世代の地球観測衛星となるCartosat-3は、高解像度での地上画像の撮影を実施します。 その他にも、サンフランシスコベースのPlanetのキューブサット「SuperDoves」が12機投入されています。SuperDovesはすでにプロトタイプが26機が軌道に投入されており、今回はその通信能力やパフォーマンスが改善されています。 さらにAnalytical Spaceのキューブサット「Meshbed」も搭載されていました。これは、地上との通信技術の実証を目的とした人工衛星です。 今回のPSLV XLの打ち上げは、PSLV XLにとって21回目、そしてインドにとって4
NASAの月探査機「LRO」が2019年9月17日、おそらく着陸に失敗したインド探査機「チャンドラヤーン2号」の上空を飛行しています。 関連:月面探査機「チャンドラヤーン2号」の着陸機、着陸直前に信号ロスト チャンドラヤーン2号の計画では、着陸機「ヴィクラム」が月面への着陸を9月6日に試みましたが、高度約2.1kmの地点で信号が途絶。ミッションは失敗した可能性が非常に高いと予測されています。 現在、ISRO(インド宇宙研究機関)はヴィクラムとの通信の確率を試みています。また、ISROの匿名筋から得た情報として、「ヴィクラムは予定地点の非常に近く、傾斜した地点に着陸している。機体はひと塊で、分解していない状態だ」との報道も伝わっています。 そしてLROの飛行により、現在のヴィクラムの様子が確認できることが期待されます。また、NASAはLROによって撮影されたあらゆる画像を公開すると伝えていま
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