![ULAがデルタIVヘビーの最終打ち上げに成功 デルタシリーズ運用に幕](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/de2d4b354a18a643bb024cb06ed739b3ce4ebc92/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsorae.info%2Fwp-content%2Fuploads%2F2024%2F04%2F2024-04-22_ula02.jpg)
【▲「アトラスV」ロケット(Credit: ULA)】ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は日本時間2022年11月10日、同社の「アトラスV」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた気象衛星「JPSS 2」の軌道投入と、技術実証機「LOFTID」の実験はどちらも無事に成功したことを、ULAが公式サイトにて報告しています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:アトラスV 401(JPSS 2 & LOFTID)ロケット:アトラスV 401 打ち上げ日時:日本時間2022年11月10日18時49分【成功】 発射場:ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(アメリカ) ペイロード:JPSS 2&LOFTID ■ペイロード情報: JPSS 2 & LOFTIDJPSS 2(Joint Polar Satellite System spacecraft No. 2)は、アメ
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は10月12日、新型ロケット「ヴァルカン(Vulcan)」の初打ち上げを2023年第1四半期に行う予定だと発表しました。同打ち上げには、アマゾンが計画する衛星コンステレーション「カイパー(Kuiper)」を構成する通信衛星のプロトタイプ(試験機)2機が搭載されることも明らかにされています。 【▲ ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられるヴァルカンロケットの想像図(Credit: Amazon)】ULAが開発するヴァルカンは、現在使用されている「アトラスV」ロケットの後継機として開発されています。ヴァルカンの第1段にはブルーオリジン社の「BE-4」エンジンが採用されていますが、開発と試験の遅れにより、ヴァルカンの初打ち上げは延期が重ねられてきました。 現在、ヴァルカンは米国・アラバマ州のディケーター(Decatur)にあるULAの工場で完成を
アトラスVロケット(Credit: ULA)米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)とアメリカ国家偵察局(NRO)は、現地時間11月13日、アトラスVロケットの打ち上げに成功しました。発射はケープカナベラル空軍基地第41番発射台から行われました。打ち上げから約3時間半後、ULAとNROは軌道への投入の成功を発表しています。今回のミッションは、「NROL-101」と呼ばれており、ペイロードには偵察衛星が搭載されていますが詳細は不明です。 今回の打ち上げから機体横に取り付けられる固体ロケットブースターが新しくなりました。以前はエアロジェット製でしたが、今回よりノースロップグラマン製GEM63に切り替えられます。現在ULAが開発を行っている新型ロケット「ヴァルカンロケット」にノースロップグラマン製の固体ロケットブースターが使用されるためです。ヴァルカンロケットは、現在主に使用されているア
米ボーイングのスターライナー宇宙船のテスト打ち上げは12月19日以降に延期されていましたが、さらに1日延期され、12月20日以降となりました。これはスペースXによる国際宇宙ステーション(ISS)への補給船「ドラゴン」の打ち上げが延期されたことによるものです。 米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)によると、スターライナーは今月5日に打ち上げ前の重要なマイルストーンとなる「ウェット・ドレス・リハーサル」を完了する予定でしたが、ドラゴンの打ち上げが強風により延期されたため、打ち上げ場所が近いスターライナーも延期を余儀なくされました。その後ドラゴンの打ち上げは無事に行われ、スターライナーのリハーサルも完了しています。 ウェット・ドレス・リハーサルはテスト打ち上げのカウントダウンも行う全体的なリハーサルです。打ち上げまでの各手順を確認し、エンジンの点火はしませんがロケット・ブースターへの
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は8月8日、「アトラスV」ロケットを打ち上げました。同ロケットには、米空軍の先進通信衛星「AEHF-5」が搭載されています。 ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられたアトラスVは、5基の固体ロケットモータを搭載。技術的な問題からスケジュールは29分延期されましたが、最終的に打ち上げが実施されました。 そして搭載されていたAEHF-5は「Air Force's fifth Advanced Extremely High Frequency spacecraft」の略称で、リアルタイムのビデオ通信を含む司令部と現地部隊との通信を支援します。製造メーカーはロッキード・マーティンです。 そして、AEHF-5は6機からなる衛星コンステレーション「AEHF」を構築し、米空軍の「Milstar」衛星コンステレーションを置き換えます。また、今回はアトラスV
米空軍は3月15日(現地時間)、「デルタIV」ロケットにて軍事衛星を打ち上げました。現時点では衛星の分離成功までが確認されています。 ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた今回の軍用の通信衛星は、10基の人工衛星コンステレーション「Wideband Global SATCOM (WGS)」を構成するうちの1基「WGS-10」です。 WGSの重量は約5.9トンで、全世界において米軍の作戦をサポートします。製造はボーイングが担当しています。 今回はユナイテッド・ローンチ・アライアンスにとって、2019年における2回目の打ち上げとなります。また4月には、「アトラスV」ロケットによってボーイングの宇宙船「CST-100 スターライナー」を打ち上げる予定です。 Image Credit: ユナイテッド・ローンチ・アライアンス
米ULA(ユナイテッド・ローンチ・アライアンス)はパネルディスカッションにて、次世代ロケット「ヴァルカン」の初打上げを2021年4月に延期することを明かしました。 ULAでチーフ・オペレーティング・オフィサーを務めるJohn Elbons氏によれば、ヴァルカンの開発は順調に進んでいます。しかし米空軍による認証の関係で、打上げが遅れる見通しとなったのです。また、ヴァルカンの2回目の打上げは2021年8月を予定しています。 これまで、ヴァルカンの打上げは2020年が予定されていました。また今年に入り、ロケット第1段のエンジンとして米ブルー・オリジンの「BE-4」が採用されることも決定されています。 Image Credit: ULA ■ULA Now Planning First Launch of Vulcan in 2021 https://www.space.com/42249-firs
アメリカ空軍は先週水曜日、米ブルー・オリジンやノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズ、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)と20億ドル(約2200億円)規模の打上げ機に関する契約を結んだと発表しました。 今回の契約は、打上げシステムのプロトタイプを開発するというものです。具体的なロケットとしてはブルー・オリジンが「ニュー・グレン」、ノースロップ・グラマンが「オメガ」、ULAが「ヴァルカン」を開発し、また想定されるペイロードは安全保障関連となっています。 米空軍はリリースにて、「今回の契約は3タイプの国内打上げシステムの開発を促進し、2つの安全保障打上げサービスの将来的な獲得を可能にするものである」と語っています。なお、米スペースXは今回の契約には含まれていません。 Image Credit: SpaceNews graphic. ■Air Force Awards L
米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は2018年9月27日(現地時間)、次期大型ロケット「ヴァルカン」のメインエンジンに米ブルー・オリジンの「BE-4」を採用すると発表しました。 BE-4は液体酸素(LOX)と液体メタン(LNG)を利用するロケットエンジンで、再使用が可能だという特徴があります。そしてヴァルカンの第1段には2基のBE-4が搭載される予定です。 これまでヴァルカンのメインエンジンとしてはBE-4とともに、エアロジェット・ロケットダインの「AR1」も選択肢として残されていました。また、ロケット上段のエンジンとしてはエアロジェットの「RL10」が利用されます。 なお、ヴァルカンは2020年中旬の初打ち上げが予定されています。 Image Credit: ブルー・オリジン ■ULA Selects Blue Origin to Provide Main Engine f
NASAは2018年9月15日(現地時間)、最後となる「デルタII」ロケットをカリフォルニアから打ち上げました。また、搭載されていた地球観測衛星「ICESat-2」の軌道投入にも成功しています。 ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)が製造するデルタIIは、初となるGPS衛星や商業通信衛星コンステレーション、探査機打ち上げなど、まさにアメリカの宇宙開発を支えてきました。 そしてICESat-2は地球上の氷のレベルを観測します。搭載した観測機器「ATLAS」では1万パルス/sの緑色のライトで地上を走査。そしてその反射から、氷のレベルのマップを製作するのです。 Image Credit: Bill Ingalls/NASA ■Last Delta II Rocket Launches NASA Satellite to Map Earth's Ice with Space Laser
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULR)は2018年4月14日(現地時間)、「アトラスV」ロケットをケープカナベラル空軍基地から打ち上げました。ロケットは「AFSPC-11」ミッションとして、米空軍の軍事衛星とスペースクラフトの実験機を搭載しています。 今回打ち上げられたのは、静止衛星「Continuous Broadcast Augmenting SATCOM(CBAS)」とスペースクラフト実験機「ESPA Augmented GEO Laboratory Experiment(EAGLE)」です。またEAGLEには、ペイロードとして自己点検機能を実証する人工衛星「Mycroft」が搭載されています。 このうち、CBASは既存軍事衛星の通信を拡張するために利用されます。一方EAGLEはESPAベースの移動可能なスペースプレーンの実証のために打ち上げられ、宇宙天気予報や流星じんの検知
数クリックでロケット打ち上げ価格が試算できるサイト、ULAが公開 無料で誰でも利用可能 2016/12/01 宇宙開発 将来、ウェブサイトで自分が必要なロケットを選択し、衛星を打ち上げる……そんな未来がくるのかもしれません。デルタ IVやアトラスVなどの打ち上げ実績がある宇宙開発企業の ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(以下、ULA) は、 ロケットの打ち上げ価格のシミュレーションサイト を公開しました。誰でも 数クリックで衛星の打ち上げ費用がわかる 、すぐれものです。 このサイト「 RocketBuilder.com 」は、人工衛星の打ち上げを目指す機関向けに 「フォードやシボレーの車を選ぶように」ロケットの打ち上げ価格を提供 するために公開されました。ただし、その価格は 1億ドル(約110億円)以上 とビッグなもの。さらに打ち上げプランを保存し、ULAとの契約に向けての送信も可能
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