![壁面や窓がエネルギーを生み出す、日独の方向性の違いは?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6bfc4a0af96dfec7ee04cca927faafb45744c3d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbt%2Farticles%2F1403%2F28%2Fyh20140328OrganicPV_ZEB_385px.jpg)
米FirstSolarは、量産ラインで試作したCdTe(カドミウムテルル)薄膜太陽電池モジュールの変換効率が17.0%に到達したと発表した。これは同技術の世界記録である。同時に投資家向けの説明会において、変換効率のロードマップを上方修正、コストの予想値を下方修正した。 米FirstSolar(ファーストソーラー)は、2014年3月19日(米国時間)、化合物薄膜太陽電池であるCdTe(カドミウムテルル)太陽電池モジュールの変換効率で世界記録を達成したと発表した。 変換効率の値は17.0%。米NREL(国立再生可能エネルギー研究所)が測定した。これまでの記録は同社が保持していた16.1%(2013年4月に発表)だった。 太陽電池モジュールの表面には周辺領域など発電に寄与しない部分がある。そこで、実際に発電が可能な部分の面積(開口部面積)について、効率を計算すると、17.5%に相当するという。逆
徐々に変換効率を高めてきた薄膜太陽電池が結晶シリコン太陽電池に追い付き、追い越す勢いを見せている。2014年3月には米StionがCIGS太陽電池の変換効率を一気に2.4ポイント向上。秘密はタンデム構成にあった。 現在世界市場で最も量産規模が大きいのは結晶シリコン太陽電池だ。これを追うのが化合物薄膜太陽電池である。化合物薄膜太陽電池の変換効率は、結晶シリコン太陽電池よりも低かった。しかし、製造時に必要なエネルギーや原材料の使用量が少ないこともあってコスト面で強みがあり、一歩も引かない競争が続いている。 化合物薄膜太陽電池では、米First Solarが量産するCdTe(カドミウムテル)太陽電池と、ソーラーフロンティアが量産するCIS(CIGS)太陽電池が有望だ。 ここに来て、CdTeとCIGSのいずれもが変換効率で結晶シリコン太陽電池を脅かす勢いを持ち始めた。2014年2月にはFirst
低コストを武器に非シリコン系太陽電池の主力としての地位を固めたCdTe(カドミウムテルル)太陽電池。2014年2月にはセル変換効率が多結晶シリコン太陽電池と並んだ。20.4%である。 米First Solar(ファーストソーラー)は、2014年2月、薄膜太陽電池の一種、CdTe(カドミウムテルル、カドテル)太陽電池セルの変換効率の世界記録を更新したと発表した。変換効率の記録は20.4%*1)。 少量の材料で製造でき、製造時に必要なエネルギーが少なく(関連記事)、製造コストが低いことを特徴とするCdTe太陽電池。これまでは変換効率で多結晶シリコン太陽電池に後れを取っていた。だが、多結晶シリコン太陽電池セルの変換効率の記録は、2013年12月現在20.4%。今回、少なくともセル変換効率では追い付いた形だ。 今回の成果はFirst Solarと米GEの技術協力によって得られたものであり、Firs
CONCEPT 今後、排出される太陽電池モジュールは年間80万トンにもなると言われています。 私たちの子どもや孫たちが生きる未来を環境汚染で暗い未来にさせたくはない。 私たちの行動は、地球規模で見たらほんのわずかなことかもしれない。 けれど環境負荷の課題から目をそらさない。 太陽光発電リサイクルセンターは、排出される太陽電池モジュールを リサイクルとして資源循環をすることで環境負荷低減を実現し REBORNテクノロジーを基盤にリユースとしてまだ使用できる太陽電池モジュールを買取ることで REBORNモジュールとして販売しています。 PVRECYCLE 太陽光発電リサイクルセンターを運営しているネクストエナジー・アンド・リソース株式会社が2005年に初めて参入したその入り口は太陽電池モジュールのリユース事業でした。 当時、建物の解体や建て替えなどで不要になった太陽電池モジュールは、廃棄物とし
シャープが太陽電池の生産コストを半分にする。既存の太陽電池工場の生産規模を10倍以上に引き上げるとともに、堺市に巨大な太陽電池の新工場を建設。圧倒的な量産効果で一気に低コスト化し、普及を狙う。 1月8日に開かれたシャープの年頭会見。片山幹雄社長は「2012年・創業100周年に向けて」と題して事業戦略を発表した。それは液晶と太陽電池に明確に絞った内容だった。 衆目を集めるのは花形の液晶だ。しかし、同社が今後4~5年でより急速に事業拡大を目指しているのは、液晶ではなく太陽電池だ。 堺工場で価格革命も? シャープの太陽電池の生産能力は現在、年間71万kWで世界トップ。その大半がバルク(塊)タイプの結晶シリコン型で、薄膜シリコン型は同1万5000kWにすぎない。 現在の太陽電池市場は、変換効率の高い結晶シリコン型が主流だが、シリコン材料の不足が続く中、シリコン使用量が100分の1程度で済む薄膜型が
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