finalventに関するairj12のブックマーク (11)
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SEALDsについてまったく関心がなかった。若い人のデモ団体の1つであるとは認識していた。そういうデモは民主主義国家なので自由に行えばいいと思う。余談めくが、先日、ピンズラーのフランス語レベル5をとりあえず終えることができたのだが、そのなかでも若い人がデモを行う話題が二、三あった。いわく、デモに紛れた米国人の彼氏が警察に捕まっちゃったうぇーんというと、大丈夫よくあることだよ、僕も捕まった経験あるよ、パスポートもって警察にさあ行こう、といった内容である。さらに余談だが、男性同性愛者の結婚の話題とかもあった。なかなかすげーフランス語レッスンであった。つまり、楽しい。デモも同性愛結婚も、日本でも、もっとやれ。 たまたまたSEALDsについて、ただ若い人がそれぞれ勝手な理由で、とにかく憲法違反だから安保法案に反対するというシングルイッシューの単純なデモ団体だ、と思っていた。のだが、そうじゃないよ、
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都知事選が終わった。ツイッターのほうでは早々に書いていたが、開票の8時とともに舛添さんの当確となるだろうと思っていた。その通りにはなった、という意味では、予想は当たった。が、その他、予想していた部分からは見えなかったことが数点あった。 今回の都知事選で一番興味深いことは、津田大介さんがメインに運営しているポリタスの運営だった。マスメディアからは見えづらい、各層の意見が可視になっていた。かく言う私も寄稿の依頼があり、寄稿した。﹁現実的な投票か、示威的な投票か ポリタス ﹁東京都知事選2014﹂を考える﹂︵参照︶である。 率直に言って、寄稿依頼があったときは驚いた。私の意見は、世間に水を差すことが多い。メディアからは嫌われる。またそういう水を差すキャラとしてネットで人気を得たいわけでもない。基本ブログの転載はお断りしてきた。が、今回は私の﹁水を差す﹂意見も並べておくとよいのではないかと思ったの
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New YorkTimes は11月29日に﹁秘密保護法案で日本は戦後平和主義から離れるだろう﹂という記事を掲載しました︵参照︶。さきほどブログ﹁内田樹の研究室﹂︵参照︶でも見かけましたけれど、米国の一部でこの話題がどう伝わっているか、ここでも訳出しておきました。やや荒っぽい翻訳ですけれど、飯前の暇つぶしでやったので、ご容赦ください。内容については、﹁特定秘密の保護に関する法律案Q&A﹂︵参照︶などとも参考にするとよいでしょう。 では。どうぞ。 東京 - 怒りに満ちた街頭抗議と終末論的な主要紙社説を払いのけ、保守的な日本の首相・安倍晋三が、秘密保護法を制定することは、日本の戦後平和主義を押し戻すための立法議案の初項目の一つを達成するかのようだ。 火曜日に急ぎ衆議院を通過し、近く参議院も通過すると見られるこの秘密法案は、当地において﹁正常な﹂国と呼ばれるものへ日本を方向転換する安倍氏の尽力の
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秘密保護法案についてツイッターなどを覗いていると騒がしい議論や意気込んだ反対運動などが察せられる。人それぞれの思惑というのがあるだろうし、その人の背景の思惑というのもいろいろあるのだろう。民主主義国なのでいろいろあっていいと思うが、こういうニュースは伝わるのか、記者さんはどのくらい理解して伝えているのか、と多少疑問に思えたニュースがあった。 今日の毎日新聞﹁秘密保護法案:国連人権理の特別報告者 日本に懸念表明﹂︵参照︶より。 ︻ローマ福島良典︼国連人権理事会のフランク・ラ・ルー特別報告者︵グアテマラ、表現の自由担当︶は22日、日本の特定秘密保護法案について﹁内部告発者やジャーナリストを脅かすもの﹂との懸念を表明、日本政府に透明性の確保を要請した。国連人権高等弁務官事務所︵本部スイス・ジュネーブ︶が報道声明で発表した。 ラ・ルー特別報告者は﹁内部告発者や、秘密を報じるジャーナリストを脅かす内
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気がついたら、ブログを8日間も書かないでいた。これじゃちょっとブロガーとは言いがたい。ということをこの間、気がついてはいた。ネタがないわけではない。ブログは書いてなかったどツイッターとかはしていて、そっちにその時々の面白そうなネタをピックアップしていた。じゃあ、ブログはということだけど、なんとなく暗い感じのネタや重たい感じのネタを書きたくない気分というのがあった。まあ。 それでちょっと軽い話題。昨日だったか、ネットで見かけた﹁簡単に幸福になる20の方法﹂︵参照︶という話。この手のネタはライフハックものとしてよくブログ用に翻訳されるから、ここですることはないかなとも思ったけど、なんとなく見かけない感じ。だったらなんとなく軽くていいんじゃないか。拾っておこう。 べたに翻訳してもいいのだけど、大した英語でもないし、ネタだけ頂いて、自分のコメントかにしときます。正確に内容が知りたかったら、元ネタ見
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ニューヨークタイムズに掲載されている、﹁アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞﹂受賞者でもある、経済学者クルーグマンによる、素朴なアベノミックス評があり、現状の日本の論壇にとっても、なかなか含蓄があると思われるで、全文訳はあまり好ましいことではないけど、ちょっと試訳してみた。意訳なので、検証用に原文も添えておいた。ご参考までに。 ※ ※ ※ ※ Is Japan the Country of the Future Again?︵参照︶ 日本はまたも﹁未来の国﹂なのか? In the broad sense, surely not, if only because of demography: the Japanese combine a low birth rate with a deep cultural aversion to immigration, so the
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古い話題だとばかり思っていたが、﹁再配分連盟﹂と﹁合理的な無関心﹂は意外と今後の日本の政治に重要な視点かもしれないと思い直したので、少し補足的に書いてみよう。話の元はピーター・タスカ﹃JAPAN2020 不機嫌な時代﹄︵参照︶である。 ﹁再配分連盟﹂とはなにか ﹁再配分連盟﹂は、ごく簡単に言えば、利権集団と言ってもよいだろう。ただし、ややこしくなるが、学術概念でもあるので、もう少し丁寧に見てみたい。 ﹁再配分連盟﹂は"redistributional coalition"の訳語だが、訳語としてこなれているとも思えない。定訳語なのかもしれないが、この概念を提出したマンサー・オルソン(Mancur Olson, Jr.)の、邦訳書﹃国家興亡論―﹁集合行為論﹂からみた盛衰の科学﹄︵参照︶のオリジナル"The Rise and Decline of Nations"をネット上のリソースで検索すると
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窮鼠猫を噛む。野田総理も追い詰められたら、戦中の大日本帝国みたいに特攻隊突撃か。エコノミストが言うように︵参照︶、つまり、英語でいうところのカミカゼ(kamikaze)をやってしまった︵参照︶。 kam‧i‧ka‧ze [only before noun] 1 kamikaze pilot: a pilot who deliberately crashes his plane on enemy camps, ships etc knowing he will be killed 2 used to describe someone who is willing to take risks, without caring about their safety: kamikaze lorry drivers カミカゼ1カミカゼ飛行士‥自殺になることを知りながら、敵陣や敵艦に入念に自分の飛行
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スティーブ・ジョブズがスピーチの締めの言葉で使った、﹁Stay hungry,Stay foolish﹂をどう訳すか。ちなみに、この言葉自体は、﹁The Whole Earth Catalogue﹂っていう本に由来する。 ジョブズの世代に近い僕なんかだと、うんうん、って思い出す。昔Macを使っているとき、これのハイパースタック版やCD-ROM版をよく見ていた。書籍ではミレニアム版もよく読んだ。 で、﹁Stay hungry,Stay foolish﹂をどう訳すか。 ﹁ハングリーであれ、愚かであれ﹂というのが多いかもしれない。 "hungry"を﹁ハングリー﹂とカタカナにしちゃうのは、﹁ハングリー精神﹂とかの印象なんだろう。 "foolish"は﹁愚か﹂かというと、どうか。これを延々議論しちゃう人もいるけど、でも、﹁愚か﹂でいいと思う。違うとすれば、古風な響きがあるということかな。現代だと普
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大阪維新の会による﹁維新八策﹂最終案の全文︵参照︶が出たので読んでみたのだが、正直、皆目意味がわからなかった。なにより、日銀改革に言及してない点が不思議ですらあった。自分の理解が至らないのでなんだが、その他の点でも新味はなく、政権交代時の民主党のような威勢の良さだけで押すなら、現在の民主党のように躓き、政治の第三極とはならないだろう。 むしろ、自民党党首選に臨む安倍元首相のほうがこのところ、日銀改革について明確に言明していることを確認した。その点で今回は支持したい気もしないではないが、身体的に首相職に耐えられるとも思えない。そこは可哀想だなと思うが、自民党全体の動向を見ていると、安倍さんがいくら頑張っても思うようなまともまりにもならないだろう。それでいながらまたぞろ反・安倍勢力のデマが飛び交うのもげんなりする。 日本の政治はどうなるのか。わからないといえばわからないが、わかる部分もある。わ
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みなさんがこれから生きて行く時代過去の時代に比べればより自分というものが問われるものになります。 戦争に巻き込まれることはないでしょうが、大災害に襲われる可能性は高くあります︵富士山も爆発するでしょうし東京に大震災は訪れるでしょう︶。しかし、生きるということは、避けがたいことは受けいれるということです。そして、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その﹁やりかた﹂がよくわからないというなら、人まねをしないことです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような﹁人生設計﹂を立てることは、実際には過去の時代にもそう多くはありませんでした。大学の先生のお話なんか聞いてないで、漁港や寒村で働く人の話を聞いてごらんなさい。 生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あ
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