公明党を支持する創価学会員たちは、参院選で同党を含む改憲勢力が3分の2に達したことをどうみるのか。﹁平和の党﹂を掲げ、安全保障法制をめぐる議論では慎重な立場からの主張もした同党だが、改憲に積極的な自民党との一体化を懸念する声もある。 創価学会総本部の関連施設が立ちならぶ東京・信濃町。国内外から学会関係者が集まる信仰の拠点だ。12日、九州から訪れた地区幹部の男性︵50︶は、公明が﹁改憲勢力﹂と言われることに﹁違和感がある﹂と話す。約30年の信仰の原点には、戦時中に軍部から弾圧され獄死した牧口常三郎・初代会長の思想があるという。安保法制の論議でも公明は一定の歯止めをかける法整備に貢献したと考えている。﹁自民とはスタンスが違う。平和の党の原則を曲げることはない﹂ 東京都内の60代の男性学会員… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
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