山梨県の長崎幸太郎知事が5月分の給与125万円をほぼ全額返上し、「1円」とすることが関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けて多くの業種に休業要請しているため、「我慢の先頭に立つ」という。 【図】10万円の給付方法 給与減額のための条例改正案を28日招集の臨時議会に提出する。ゼロではなく1円にするのは、無償で職務を行うと公選法の寄付行為に抵触する恐れがあるためという。 県は休業要請に応じた事業者への補償や協力金支給は財政面から見送り、売り上げが前年より50%以上減った中小企業に最大200万円、フリーランスを含む個人事業主に最大100万円を給付する国の「持続化給付金」の受給を全面的にサポートするとしている。 知事給与をめぐっては、愛媛県の中村時広知事が全額返上を表明したほか、北海道の鈴木直道知事、福岡県の小川洋知事らも減額の意向を示している。
安倍晋三首相は15日午前、首相官邸で公明党の山口那津男代表と会談した。 山口氏は新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加の経済対策として、所得制限なしで国民1人当たり現金10万円の給付を実現するよう要請。首相は「2020年度補正予算案を速やかに成立させた上で、その後、方向性を持ってよく検討したい」と応じた。 【図解】政府・与党が新たな現金給付を検討 新型コロナ対策 会談後、山口氏は記者団に「政府が緊急事態宣言を発してから広範な深い影響が社会、経済に及んでいる。国民に励ましと連帯のメッセージをしっかり伝えるべきだ」と強調。「首相に決断を促した。積極的に受け止めていただいたと理解している」と語った。
「これは文句です。リヴァプールは負けてください。お願いです」10歳の少年からの手紙にクロップが返信…なんと答えた? プレミアリーグで圧倒的な強さを誇っているリヴァプールに対して、10歳の少年がクラブに“嘆願書”を提出した。イギリス『BBC』などが伝えた。 【画像】クロップ監督が少年に送った手紙 ここまでのリーグ戦26試合で25勝1分け無敗という“準パーフェクト”の成績で2位マンチェスター・シティに22ポイント差をつけているリヴァプールは、30年ぶりのトップリーグ制覇をほぼ手中に収めている。 そんなリヴァプールに対して、宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドのファンの少年であるダラー・カーリー君は、優勝してほしくないとの思いから、「負けてください」と純粋な気持ちで“嘆願書”を送付。ダラー君がユルゲン・クロップ監督宛に送った手紙の内容を父親のゴードンさんが明かしている。 「親愛なるユルゲン・ク
先の党首討論で安倍晋三首相が衆院解散の可能性を否定した。衆参同時選挙に関連付けられていた10月の消費税率引き上げ実施の是非もまた「無風」という情勢だ。 【グラフでみる】企業の景況判断とGDP指標 「どうか予定通り増税させてください」と、平身低頭だった財務省幹部は胸をなでおろしているだろうが、不都合な真実に目を背けている。消費税増税がデフレ圧力を強め、20年以上もの間の慢性デフレからの脱出を困難にする。安倍首相までもがデフレという家に引きこもるのだろうか。 当面の景気情勢は、政府内部ではほかならぬ、財務官僚が最もよく掌握できる。例えば財務省が全国の財務局を動員する「法人企業景気予測調査」を見ればよい。全国、全業種の94万社以上を対象とする大掛かりな調査で、信頼度は日銀の短期経済観測にひけをとらない。 グラフは、4~6月期調査(調査時点は5月15日)の大企業の景況判断BSIと、国内総生産(GD
「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、岡山県立笠岡高サイエンス部の3年植松蒼さんが独自の野外調査で“証明”した。調査の手法と結果を、5月に広島大で開かれた「中四国地区生物系三学会合同大会」で報告。高校生の部(動物分野)で最優秀賞を受賞した。 【写真】岡山でピンク色のキリギリス発見 調査手法は、捕まえたセミの羽に油性ペンで番号をマーキングして放し、後日、再捕獲を試みるというもの。植松さんは2016年の7月中旬から9月中旬にかけて、笠岡市内の住宅地や雑木林など4カ所でほぼ毎日、この調査を繰り返し、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなど計863匹にマーキング。15匹を再捕獲し、4匹を再再捕獲した。 植松さんは「なかなか再捕獲できず、調査の効率は非常に悪かった」と笑うが、調査の結果、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの3種で10日
時事通信が7~10日に実施した6月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比0.2ポイント増の44.9%で横ばいだった。 不支持率は0.4ポイント増の31.5%。老後資金に2000万円が必要とした金融庁の報告書をめぐる問題が浮上しながら支持率を維持した背景には、トランプ米大統領の5月下旬の来日で安倍晋三首相の外交に関心が集まったことなどがあるとみられる。 10月の消費税率10%への引き上げについて、「反対」は「どちらかと言えば」を含め55.1%と半数を超えた。「賛成」は「どちらかと言えば」を含め39.0%だった。 景気の実感を尋ねると、「良い」は1.2%にとどまり、「どちらかと言えば良い」23.7%、「どちらかと言えば悪い」53.1%、「悪い」13.5%となった。 夏の参院選に合わせた衆参同日選に関しては、賛成派が反対派を上回った。「賛成」が「どちらかと言えば」を含め45.9%、「反対」は「ど
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