言語に関するamesukeのブックマーク (8)
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最後に非常に素朴な疑問を。 消滅の危機にある言語を、なぜ守らなければならないのだろう。言語の多様性は、なぜ大切なのか。 いっそ、世界人類の言葉を、英語か何かの共通語に統一した方が、便利なのではないか。などという意見を言う人は少なからずいる。 そんな中、あえて、言語を守る意義とは? 国際的イニシアティヴをとるユネスコのウェブサイトを訪ねると、意外なことが書いてあった。 ︿言語の多様性が減ると、生物学的多様性が減少する﹀ もちろん、これは数ある理由の中の一つとして挙げられていたのだが、それにしてはトップページにでかでかとリンクが張られ、詳細なページが作られていた。最初、頭の中に疑問符が乱れ飛んだのだが、まあ、言っていることは理解できた。 その土地で培われてきた言語では、植物や動物についてきちんと区別されている。しかし、言語が失われると区別も失われる。どんな種があるのか分からなくなる。それを科学
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2012年02月27日02:00 カテゴリLogosLove 文脈論、または文法におけるその欠如、または"I love you"を日本語に訳せない理由 英語に関する本を書くことになった。 どんな本かは出てからのお楽しみだが、本を書くということはそれ以上に本を読むことだということは本を書いたことのある人であればご存知かと思う。本を書いたことがない人でも先の文をs/本/文/gとしていただければ納得してくださるはずだ。 そんなわけで中学の教科書からESL(English as a second language)に関する論文までさまざまな文を読むうちに、特に文法のことが気になってさらにいろいろ読みはじめたら、あることに気が付いた。 英語日本語に関わらず、文法に関する本や記事に、文脈というものが、ほとんど登場しないのである。 文脈というものがいかに文法において軽視。いや無視されているかは、Wiki
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サバイバル・インターナショナル︵Survival International︶が公開した、インド・アンダマン・ニコバル諸島︵Andaman and Nicobar Islands︶に暮らしていたボ語︵Bo︶の最後の話者、Boa Srさん︵撮影日不明、2010年2月5日公開︶。(c)AFP/SURVIVAL INTERNATIONAL/Alok Das ︻2月6日 AFP︼インドのアンダマン・ニコバル諸島︵Andaman and Nicobar Islands︶に暮らしていた、人類最古の文化の1つの末裔︵まつえい︶だと考えられている部族の最後の1人が死亡したことが明らかになった。 英ロンドン︵London︶に本拠を置き、世界の部族のためのロビー活動を行っているサバイバル・インターナショナル︵Survival International︶が4日発表したところによると、ボ語︵Bo︶の最後の話者、
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韓国・ソウル︵Seoul︶中心部にある光化門︵Gwanghwa Gate︶で、木造の看板に書かれたハングル︵2005年1月27日撮影。資料写真︶。(c)AFP/JUNG YEON-JE ︻8月6日 AFP︼︵一部訂正︶独自の言語をもつが、表記文字を持たないインドネシアの少数民族が、韓国のハングル文字を採用することを決定した。このプロジェクトに参加する研究者が6日、語った。 ソウル大学︵Seoul National University︶のイ・ホヨン︵Lee Ho-Young︶教授によると、ハングルが他民族の社会で使用されることになるのは初めてだという。 ハングルを採用するのは、インドネシア・スラウェシ︵Sulawesi︶島の南西にあるブトン︵Buton︶島のバウバウ︵Bau-Bau︶に暮らす、人口約6万人のチアチア︵Cia-Cia︶人。 イ教授によると、バウバウでは7月21日からハングルを
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ある記事を 紹介します。 ﹁日本語から漢字を引算できるか?﹂︵彎曲していく日常︶ うえの記事は、日本語から 漢字を とりのぞこうとするのは、排他的なナショナリズムだという内容です。 こうした主張は、子安宣邦︵こやす・のぶくに︶﹃漢字論-不可避の他者﹄岩波書店に かいてあるはなしです。 わたしは日本語表記の問題について8年まえから かんがえています。わたしの議論は つぎのとおりです。 漢字は、文字表記として ふくざつすぎるために、さまざまな文字弱者を 排除し、抑圧している。 もちろん、漢字を なくせば 文字弱者が いなくなるわけでは もちろんない。だが、おおきく改善することが たくさんある。 わたしが﹁漢字という障害﹂という論文で指摘した漢字弱者は、非識字者や識字学習者、盲人、弱視者、ろう者、中途失聴者、読字障害を もつひと、知的障害者、日本語学習者です。 そうしたひとたちが文字情報にアク
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李相揆︵イ・サンギュ︶国立国語院長は、今月から始まる﹁国民の国語能力調査﹂の準備で忙しい。38年ぶりに全国的に文盲率を把握するという調査だ。国中が英語公教育強化の賛否を巡る議論が高まっている中、李院長は韓国人の韓国語能力に深刻な問題があると憂いているわけだ。4日に国立国語院︵ソウル市江西区傍花洞︶で行われたインタビューで、李院長は﹁英語に劣らず急を要するのが国語教育の強化だ﹂と語った。 ─韓国語はどれほど深刻な状況にあるのですか。 ﹁大事件になっています。韓国語は絶滅の危機にあります。見てください、新聞にはこんな文章がよく出て来ます。“国家発展戦略構成のためタスクフォース結成”。ここに韓国語︵生粋の韓国語︶がどれほどあるでしょうか。昔の吏読︵漢字による朝鮮語の表記︶と同じようになってしまいました。われわれが過去50‐60年の間に飛躍的な経済的跳躍を成し遂げるに当たっては、韓国語中心の語
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