昭和に生を受けたアラフィー世代にとって、仏壇は比較的身近でなじみがあるもの。とはいえ、専門家いわく、「実は、勘違いしていることが多々あるのでは?」と。今後仏壇をどうするか考えるにあたり、まずは基礎知識をおさらい! 仏壇とは、故人の位牌や遺影を置き、毎日お線香をあげて手を合わせ、亡き親族をしのぶためのもの。読者の大半が、そんなイメージを抱いているようだけれど、長年仏壇やお墓の研究をしている小谷みどりさんは、「本来仏壇は、信仰する宗派のご本尊を祀(まつ)る場所です」と! 日本の仏壇のルーツとされているのは法隆寺の「玉虫厨子(たまむしのずし)」だが、庶民に普及したのは江戸時代以降。幕府がキリスト教を禁じるため、すべての人に仏教寺院の檀家になることを求める「寺請(てらうけ)制度」を制定したのがきっかけに。 「信者になったとはいえ、お寺に頻繁にお参りに行くのは大変。そこで、日々ご本尊に手を合わせられ
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