イタリア・ピエモンテ州の州都トリノ市では、自治体で使用しているパソコン8,300台のOSをWindowsからUbuntuに移行するそうだ(ZDNetの記事、 Repubblica.itの記事、 Tom's Hardwareの記事、 本家/.)。Ubuntuへの移行は今秋から1年半かけて行われる。移行により1台当たりWindowsとOfficeのライセンス料金約300ユーロが節約でき、全体で250万ユーロ近い節約になるという。今後、プロプライエタリーソフトウェアのライセンス更新や新規パソコン導入時のライセンス購入が不要となることから、市では5年間で600万ユーロの節約を見込む。市ではオープンソースソフトウェアへの移行を2年ほど前から検討していたが、使用可能なライセンスを無駄にすることはないとして先送りになっていたそうだ。市で使用しているパソコンのOSは80%がWindowsXP。4月にW