フロリダ州キーウェスト(AP) 作家アーネスト・ヘミングウェイが暮らし、現在は博物館となっている米フロリダ州キーウェストの建物に住み着いているネコ約50匹が、博物館の敷地内で今後も平和に暮らしていけることになった。ヘミングウェイゆかりのネコの子孫で、その処置について米農務省と博物館側が数年以上にわたって対立していたが、双方が合意に達した。 博物館が25日に明らかにしたところによると、農務省は5年前から、ネコを動物園のように飼育しているなら許可を取るか、もしくは「展示品」として檻(おり)に入れるなどの措置を取るよう求めていた。 また、これに従わない場合は罰金としてネコ1匹につき1日200ドルを支払うよう求めていた。ネコは50匹以上おり、1日だけで1万ドルを超える罰金額となっていた。 しかし博物館側は、ヘミングウェイが1935年に友人から贈られた6本指のネコの子孫であり、「見せ物」ではないと反
ボリビア・ラパス──ボリビア政府軍は16日、左派政権を率いるモラレス大統領の支持派と反対派の衝突で農民30人が死亡した事件を受け、パンド県のフェルナンデス知事を虐殺に関与した疑いで拘束した。 同知事は県都コビハ市内のオフィスから連行され、軍用機で首都ラパスに移送された。抵抗はしなかったという。 モラレス大統領は大統領官邸で記者団に対し、同知事拘束が合法かつ合憲だとの見解を示した。 パンド県など5県では、自治権拡大を求める反大統領派と、大統領支持派の衝突が発生。大統領の権限拡大を規定した憲法改正の是非をめぐり、今年12月に行われる住民投票の中止も求めている。政府側は、同県で12日に起きた衝突で死亡した30人が、大統領支持派だったとの認識にある。 当局者らは、今後拘束者が増える可能性を示唆した。キンタナ大統領府相は記者会見で、「われわれはこれ以上死者やテロ行為を増やさないため、日夜努力している
ワシントン(AP) 牛には南北の方角を感知する能力があるらしいという研究結果を、ドイツの大学の生物学研究チームが26日の米科学アカデミー紀要に発表した。 ドゥイスブルク・エッセン大学生物学部の研究チームは世界308カ所の牧場の衛星写真を分析し、8510頭の牛が向いている方角を調べた。その結果、牛たちは草をはんでいる時も休んでいる時も、60―70%という高い確率で南北に沿った方角に体を向けていることが分かった。どの大陸でもこの傾向は同じだったという。 理由としては、北極部をS極、南極部をN極とする地球の磁場(地磁気)に沿っていることが考えられると研究チームは指摘。ただし衛星写真では、牛の体が南北方向に沿っていることは分かっても、頭が南と北のどちらを向いているかまでは判別できなかった。 この研究について、米ノースカロライナ大学生物学部のケネス・ローマン氏は「驚くべき発見だ。牛のような大型動物で
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