強風の影響で倒れた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の県指定天然記念物「大銀杏(おおいちょう)」の再生に向け、八幡宮は14日、倒れた幹を根付かせるため、根元から高さ約4メートルの部分(約17トン)を移植した。 午前中に元の位置から約7メートル西に移動させ、午後1時から立ち上げ作業を開始。姿勢の調整や土入れなどを行った。
強風の影響で倒れた鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の県指定天然記念物「大銀杏(おおいちょう)」の再生に向け、八幡宮は14日、倒れた幹を根付かせるため、根元から高さ約4メートルの部分(約17トン)を移植した。 午前中に元の位置から約7メートル西に移動させ、午後1時から立ち上げ作業を開始。姿勢の調整や土入れなどを行った。
やつれた姿で立ちつくす巨大な仏像を、全国各地で目にするようになった。バブル期を中心に観光客を呼び込むために競うように建てられた「観光大仏」だ。経営的に成り立たずにうち捨てられ、客を呼ぶどころか、厄介モノになっているケースもある。「成仏」する日は来るのか。 兵庫県淡路島北東部の海岸沿いに、高さ100メートル(台座部分が20メートル)の「世界平和大観音像」がそびえたつ。1982年、島出身の不動産業者が建立した。美術館やレストラン、ホテルも併設。当初は観光バスが列をなし、1日数千人が訪れたという。 しかし、次第に人気は薄れ、06年に施設は閉鎖。所有者は亡くなり、だれが管理者なのかさえも、わからない状態だ。人の背丈以上の雑草が生い茂るなかで、表面のモルタルがはがれた仏像があわれな姿をさらしている。 「大地震が来たら不安だし、何が飛んでくるか分からない。誰かにどうにかしてほしい」。近くでレスト
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