![岩手県に胃癌が少ないのはなんでだろう? - NATROMのブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9e615a397100a72a191b01a22340c699a980255f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FN%2FNATROM%2F20090819%2F20090819193443.jpg)
マウスの胚(はい)性幹(ES)細胞から神経細胞を作る際、すべて神経系の細胞に分化させる方法を京都大学ウイルス研究所の小林妙子助教、影山龍一郎教授らが見つけた。ES細胞から作った神経細胞を移植する場合、ES細胞が残っているとがんになるおそれがあり、今回の成果はその解決策になる可能性がある。15日付米専門誌に発表する。 影山教授らは、Hes1という遺伝子が神経系の細胞に分化させる遺伝子群の働きを抑えていることを突き止めた。ES細胞でHes1の働きが強くなったり弱くなったりするなど3〜5時間周期で振動しており、Hes1の働きが弱い時に神経系の細胞ができやすいことも明らかにした。 そこで、Hes1の働きを止めたES細胞に神経系の細胞に分化させる物質を加えたところ、6日目までにほぼ100%神経系の細胞に分化した。通常のES細胞は30%だった。「ヒトのES細胞、iPS細胞(人工多能性幹細胞)でも試
アスベスト(石綿)吸入による中皮腫や喫煙などによる肺がんが起こる仕組みを、岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームが解明した。石綿やたばこ、粉じんに含まれる鉄が肺に入ると、鉄を含む「フェリチン」というたんぱく質が形成される。フェリチンは大気中などにある放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ、がんを引き起こすという。28日付の日本学士院発行の自然科学系英文学術誌に論文が掲載される。 これまで石綿を吸入すると、肺にフェリチンが形成されることが知られていた。研究チームは形成過程を突き止めるため、中皮腫や肺がん患者の手術後の肺切片を詳しく調べた。 すると、6人の中皮腫患者のフェリチンからバリウム、鉛、カドミウムなどの重金属が検出された。中でもラジウムは海水中の100万~1000万倍に相当する高濃度だった。肺がん患者6人でも同様の傾向がみられた。 研究チームは、高濃度のラジウムが出す放
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の原因となる内臓脂肪の炎症が起きる仕組みを、永井良三・東京大大学院医学系研究科教授らが、マウス実験で突き止めた。免疫細胞の一つ、Tリンパ球が炎症の引き金になっていた。メタボリックシンドロームの治療薬開発につながる成果という。26日付の米専門誌「ネイチャーメディスン」(電子版)に掲載される。 内臓脂肪が蓄積し、脂肪細胞が大きくなると、白血球の仲間のマクロファージなど免疫細胞が集まって慢性的な炎症が起きる。炎症によりインスリンの効きが悪くなることなどがマウス実験で分かっており、動脈硬化や糖尿病などにつながる。しかし、炎症の起きる仕組みはなぞだった。 永井教授らは、高脂肪食を与えた肥満マウスと通常の食事を与えたマウスを比較。その結果、肥満マウスは病原菌を撃退する「CD8陽性Tリンパ球」が、マクロファージより先に増えていた。 そこで、このリンパ球を減らした
新型水虫が流行っているようです。新型水虫は今までの水虫のように足の裏や爪にできるのではなく、頭部、顔、首筋など今まで水虫とは無縁のところにできます。その原因はトンズランス菌と呼ばれる白癬菌の一種が原因。特集「新型水虫:トンズランス菌」では新型水虫の症状と対策を紹介しています。新型水虫:トリコフィトン・トンズランス菌 新型水虫が流行っているようです。新型水虫は今までの水虫のように足の裏や爪にできるのではなく、頭部、顔、首筋など今まで水虫とは無縁のところにできます。その原因はトンズランス菌と呼ばれる白癬菌の一種が原因。特集「新型水虫:トンズランス菌」では新型水虫の症状と対策を紹介しています。 新型水虫の正体はトリコフィトン・トンズランス菌 水虫であれば足の裏、爪に発疹などができるのが普通ですが、新型水虫の特徴は発疹が頭部、顔、首、体部などいままで水虫になりにくい部位でもおきるのが特徴です。
新型インフルエンザに対する免疫を1918年以前に生まれた人は持っている可能性があることを、東京大医科学研究所などが明らかにした。また、新型ウイルスは季節性と違い、肺で増殖するなど強い毒性を持つことが動物実験で示された。医科研の河岡義裕教授(ウイルス学)は「秋冬の流行時には広い世代で早期治療を心がける必要がある」と注意を促している。13日の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。 河岡教授らは、献血などのため新潟大などに保管されていた日本人約250人の血液を調べた。新型ウイルスに対する抗体を持っていたのは、多くがスペイン風邪が発生した1918年より前に生まれた人だった。 新型インフルエンザに関して、米疾病対策センター(CDC)などの調査から60歳以上に免疫がある可能性が指摘されている。だが、河岡教授は「18年のウイルスは人で流行するうちに大きく変異した。一方、新型ウイルスはほとんど変異しな
早稲田大学(Waseda University)と防衛医科大学校(National Defense Medical College)の共同研究グループが開発したラップの1000分の一程度の薄さの高分子超薄膜(ナノシート)を応用した外科手術用創傷被覆材「ナノばんそうこう」を示す早稲田大学理工学術院、先進理工学研究科研究助手の藤枝俊宣(Toshinori Fujie)博士(2009年7月8日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO 【7月10日 AFP】早稲田大学(Waseda University)と防衛医科大学校(National Defense Medical College)の共同研究グループは8日、サランラップの1000分の一程度の薄さの高分子超薄膜(ナノシート)を応用した外科手術用の「ナノばんそうこう」を開発したと発表した。臓器の損傷などに貼付でき、体内で生分解できると
英南部サウサンプトン(Southampton)で、医薬品会社PrimerDesignが製造した新型インフルエンザの感染判定用キット(2009年5月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/Leon NEAL 【7月11日 AFP】英国エセックス(Essex)州で、何も持病を抱えていない新型インフルエンザA型(H1N1)感染者が初めて死亡した。英保健省傘下の国民保健サービス(National Health Service、NHS)が10日、発表した。 家族の希望で患者の性別や年齢は公表されていないが、他の疾患など健康上の問題はこれまで全くなかったという。 新型インフルについては、通常の季節性インフルエンザ同様に健康状態に問題のある人が重症化する一方、健康な人は感染しても軽症ですむとみられていた。NHSは「持病がなくても重症化するケースがあることが明らかになった」と注意を喚起している。(c)AFP
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