新潟5区では、民主前職で文部科学相の田中真紀子氏(68)が自民前職の長島忠美氏(61)に敗れ、比例区での復活もならなかった。16日は父、角栄元首相の命日。角栄氏の代からの支持者は年をとったり、真紀子氏に反発したりして徐々に離れていた。 新潟5区の開票結果はこちら 敗北が決まった後、父が守った議席を失ったことを報道陣に問われ、「時代背景が違う。価値観が多様化し、少子高齢化で政治に対するニーズも変わってきている」と語った。 後援会「まきこ会」と、角栄氏が立ち上げた越後交通グループを軸に選挙戦を進めた。地元に戻る機会が少なく、昨年の水害の復旧をはじめ、地元に貢献していないとの批判が根強かった。連合からも十分な支援を受けられなかった。
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