︻垣花昌弘︼抱き合いながら艶︵つや︶のあるまなざしを送る黒いドレスの2人の女性。白い肌が闇の中に浮き立つポスターに﹁ホルモン食べて フェロモンアップ﹂の文字が浮かぶ。福岡県筑豊地方の名物、ホルモンをお色気たっぷりにPRする熟女の正体は、地元の居酒屋のオーナーと観光協会の職員だ。 ﹁モンシロ蝶︵ちょう︶﹂。これが2人のユニット名。ホルモンの﹁モン﹂、ホルモンの色の﹁シロ﹂、﹁蝶﹂は腸にかけた。地元のイベントで﹁伝説フェロモン﹂という歌を歌い、筑豊で昔からよく食べられているホルモンを宣伝している。 仕掛け人は、飯塚市の飲食店経営者らでつくる飯塚伝説ホルモン促進会の会長で、ギャラリー経営の熊本伴︵ともな︶さん︵44︶。促進会に加わっていた居酒屋経営の玉置︵たまおき︶朋美さん︵42︶と飯塚観光協会職員の古藤︵ことう︶美穂さん︵42︶に声をかけ、昨年11月に結成した。﹁伝説フェロモン﹂の歌詞も熊本さ