事件とメディアに関するanimistのブックマーク (2)
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京都アニメーション︵京アニ︶第1スタジオ放火殺人事件の全犠牲者の身元が27日、明らかになった。京都府警は当初から犠牲者全員の実名を公表する考えを示してきたが、﹁遺族の了承が必要﹂とする警察庁との調整が難航。事件発生から1カ月以上たっての公表という異例の展開となった。一方、府警が﹁実名公表を拒否している﹂としていた複数の遺族が京都新聞社の取材に﹁拒否していない﹂と証言した。今回の実名公表は、捜査当局が遺族一人一人の意向を正確にくみ、代弁することの難しさを浮き彫りにした。 府警はこれまでから、殺人事件や交通事故で犠牲になった人の氏名を報道各社に公表してきた。当事者の安否に関わる情報を社会で共有することは有益だと考えているからだ。 京アニ事件が発生した当時、第1スタジオには犠牲者35人を含む計70人の従業員がいた。その多くは、映画やテレビ作品の終幕に製作関係者として氏名が紹介され、中には著名なク
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昨年10月、入間市豊岡1丁目の路上で、近くに住む大学3年佐藤静香さん=当時︵21︶=が同市豊岡5丁目、大学生沼田雄介被告︵20︶=殺人などの罪で起訴=に殺害された事件から間もなく8カ月が経過する。当初、女子大学生が殺害されるという痛ましい事件に報道は過熱。埼玉新聞の取材に応じた両親は、癒えぬ胸の内を明かすとともに、報道への疑念を口にした。 事件が起きたのは昨年10月15日午後10時50分ごろ。雨が降る肌寒い日だった。佐藤さんはアルバイト先から帰宅途中に突然襲われた。自宅までわずか20メートルほどだった。 事件当日の夜、自宅では母親︵50︶と弟︵20︶が﹁遅いから迎えに行こうか。もうすぐ帰ってくるよね﹂と佐藤さんの帰りを待っていた。母親は﹁あの時、迎えに行ってあげたらこんな目に遭わなかったね。﹃ごめんね﹄と言いたい﹂。事件後、自宅前の現場を目にするたびに心を痛めてきた。 仏壇には赤い晴れ
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