海外で、﹁血糖値を下げる漢方薬﹂として販売されていた製品を服用した60代の女性が、一時、意識不明の重体になっていたことが分かり、国民生活センターが注意を呼びかけています。 国民生活センターによりますと、去年、東南アジアで﹁血糖値を下げる漢方薬﹂として販売されていた製品を日本の60代の女性が服用したところ、血糖値が異常に下がり、一時、意識不明の重体になったということです。 女性は病院で治療を受けて意識が戻りましたが、処置が遅れれば、死亡するおそれもあったということです。 国民生活センターがこの製品を調べたところ、中には、漢方薬だけでなく、血糖値を下げるために使われる﹁グリベンクラミド﹂という薬品が含まれていましたが、製品のラベルにそうした記載はなかったということです。 この﹁グリベンクラミド﹂が混ぜられた海外の製品はほかにも見つかっていて、国民生活センターは、海外で薬や健康食品として販売され
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