男女に関するanpakuのブックマーク (3)
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日本人の死因として、がんに次いで2番目に多い心疾患。このうち、急性心筋梗塞︵こうそく︶で死亡する人は年間3万人を超える。60代以上の男性が多く発症することから﹁男性の病気﹂というイメージが強いが、さまざまな統計データをひもとくと、女性の死亡率は男性のほぼ2倍であることが判明した。性別による大きな差は何が原因なのか。医療の現場から探った。 社会のさまざまな場面にある性差を、データを基に検証するシリーズ﹁見過ごされてきた性差。女性の急性心筋梗塞 歌手・川中美幸さんの母の場合はこちら。8月、仙台市青葉区の東北大星陵キャンパス。研究室の大型ディスプレーは、2本の折れ線グラフを表示していた。ピンク色は女性、青色が男性。ピンクの折れ線は常に青より高い位置にあった。 グラフは、急性心筋梗塞のため宮城県内の病院に入院した患者の死亡率で、30年間の推移を男女別に示していた。この間、研究と治療に当たってきた
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少子化が進行していますが,その要因は2つの局面に分けて考えることができます。①結婚しない男女が増える,②子どもを産まない夫婦が増える,の2つです。 ①については言わずもがなですが,②のほうはどうなのでしょう。結婚しても子どもを産まない,ないしはその数を抑える・・・。こういう夫婦も多くなっているのでしょうか。子どものいない共働き夫婦︵DINKS︶なんていう言葉も出てきていますしね。 私は,有配偶女性ベースの出生率を計算してみました。白書等で見かけるのは,全女性ベースの出生率ですが,ここでは夫のいる有配偶女性をベースに充てるわけです。こうすることで,非婚女性の量,すなわち未婚化の影響を除くことができます。 2010年の間に,25~29歳の母親から生まれた子どもの数は30万6,910人です︵厚労省﹃人口動態統計﹄︶。﹃国勢調査﹄から分かる,同年10月時点の20代後半の有配偶女性は130万3,21
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かつて斎藤美奈子は﹃モダンガール論﹄の中でこう言った。﹁女の子には出世の道が二つある。立派な職業人になることと、立派な家庭人になること。職業的な達成︵労働市場で自分を高く売ること︶と家庭的な幸福︵結婚市場で自分を高く売ること︶は、女性の場合、どっちも﹁出世﹂なのである﹂。 ﹁立派な職業人﹂とは古い言葉で言えばキャリアウーマン、﹁立派な家庭人﹂とはここでは、上昇婚で果たされるゆとりある専業主婦を指す。この本が出たのは2000年。今でもこの命題は有効なのだろうか。 少なくとも高学歴女子に関しては、まず何をおいても﹁立派な職業人﹂になり﹁職業的達成﹂を果たすのが生きる道だという認識が持たれてきた。高い学歴の中で身につけた専門知識と技術を武器にキャリアアップし、結婚しても仕事をやめず家事・子育ては夫と完全分担。実現できるのはごく一部の人だとしても、結婚を志向する高学歴女子の目指すべき﹁理想﹂のライ
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