本記事は後編記事です。前編記事﹃﹁血圧が高くても無理に下げてはいけない﹂と断言できる﹁衝撃﹂の理由﹄20歳以上の国民のおよそ二人に一人がかかっているとされる、高血圧症。その基準が今後さらに下がる可能性があるという。その裏では何が起きているのか。医療業界の知られざる思惑を抉り出す―。 飼い慣らされた医者たち それにもかかわらず、なぜ血圧の基準はこうも厳格化の一途をたどり、しかもその基準は一律なのか。松本氏が、医者と薬の﹁絶対タブー﹂の闇を指摘する。 ﹁﹃高血圧は絶対に下げなければいけない﹄という考えが常識になった要因として、いちばん大きいのは、製薬会社が医者に対して﹃血圧は下げるべきだ﹄と洗脳を図ったことだと思います。 いまの医者は勉強不足という面もあります。大学の講師から﹃血圧は下げるものだ﹄と教えられるし、研修医の時も先輩教授から同じように指導されます。それを何の疑いもなく、知識として
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