歴史に関するaonami28のブックマーク (2)
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﹁大昔物々交換があり、その不便さを解消すべく、商品の中から変質しにくい金属などが選ばれてマネーとなった。﹂ この一般人のみならず、経済学者にも堅固に信じられている﹁標準貨幣論﹂に対して、人類学などの分野からは異も出ているようです。 こうした人類学などの知見も踏まえた新しい貨幣観を見せてくれる、フェリックス・マーティンの﹁21世紀の貨幣論﹂には標準貨幣論とは全くことなるマネー観があります。 この本に出てくるヤップ島のフェイの話も私が要約すると、味わいが失われてしまいますので、第1章の一部を転載して紹介させていただきます。 ヤップ島の石貨﹁フェイ﹂ 1899年、スペインはヤップ島を330万ドルでドイツに売却した。 ヤップ島のドイツ帝国への併合には、ある大きな成果があった。若く、才気にあふれ、冒険好きな一風変わったアメリカ人、ウィリアム・へンリー・ファーネス3世がヤップ島を訪れ、歴史的に見てきわ
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はじめに 群馬県・猿ヶ京ホテルのオフィシャルホームページにて、﹁関東戦国史1438~1590﹂というタイトルで、2013年秋から、2014年秋の、約1年をかけて数回に分けて連載を開始させていただきます。 このコンテンツを猿ヶ京ホテルがご紹介するのには理由があります。 関東における戦国時代を語るとすれば、実際の施政を行った﹁関東管領﹂を世襲する上杉家の存在を見過ごす事はできません。 上杉と聞けば、越後の上杉謙信。 ご存知のように、軍神と呼ばれた、戦国時代最強の武将の一人。 彼は、室町幕府の権威を取り戻そうと必死に活動した武将。 言わば、旧体制側の人間でした。 対して、早雲を始祖とする北条家は、巧みな戦略を駆使して、相模、伊豆から関東一円に勢力を伸ばした、新勢力と呼べる家柄。 その地盤を確固たるものにしたのが、3代目の北条氏康。 彼は、戦さ上手の謙信と直接対決を避けながらも、
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