パキスタン・ラホールで、記者会見に臨むカンディール・バローチさん(2016年6月28日撮影)。(c)AFP 【7月17日 AFP】保守的なイスラム教国のパキスタンで15日、セルフィー(自撮り)写真をソーシャルメディア上で公開して賛否両論を巻き起こし、有名人となっていた女性が、実の兄弟によって殺害された。警察当局は17日、逃走していた容疑者は逮捕され、犯行を自供したと発表した。 殺害されたのはカンディール・バローチ(Qandeel Baloch、本名:ファウジア・アジーム、Fauzia Azeem)さんで、年齢は20歳代とみられている。バローチさんは、社会的なタブーを果敢に打破することで、同国の多くの若者たちから称賛されていた一方、保守派からは非難を浴びていた。 警察当局によると、バローチさんはパンジャブ(Punjab)州ムルタン(Multan)近郊の村ムザファラバード(Muzzafarab
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