今月22日からジュネーブで開かれる世界保健機関︵WHO︶総会の招待状が、台湾に届いていない。昨年発足した蔡英文︵ツァイインウェン︶政権が、中国と台湾が﹁一つの中国﹂に属するという原則を受け入れていないため、中国が圧力をかけているとみられる。総会の登録締め切りは8日に迫っている。台湾の元行政院長︵首相︶で、台北駐日経済文化代表処代表の謝長廷︵シエチャンティン︶氏︵駐日代表︶が、台湾が参加することの必要性を訴え、国際社会の支持を求める文章を朝日新聞に寄稿した。全文は以下の通り。 ◇ 今年の﹁世界保健機関﹂︵WHO︶の年次総会︵WHA︶が5月22日よりスイス・ジュネーブで開催される。台湾は2009年より8年連続でオブザーバーとしてWHO総会に参加している。ところが今年はWHOから招待状が届いていない。全ての人々の福祉を保障するために開催されるWHO総会に台湾が引き続き参加することに対して、日本各
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