気象庁によりますと、北日本にのびる前線に向かって太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、山形県や秋田県、新潟県などで大気の状態が非常に不安定になっています。 気象庁のレーダーによる解析で ▽午前9時までの1時間に山形県の酒田市南部付近で、およそ100ミリ ▽午前9時10分までの1時間には山形県の遊佐町付近でおよそ110ミリ、酒田市北部付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は災害が発生する危険が迫っているとして「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表しました。 その後も雨が続いていて、正午までの1時間に山形県が遊佐町に設置した雨量計で65ミリの非常に激しい雨を観測しました。 秋田県でも大雨となっていて、正午までの24時間の雨量が ▽由利本荘市東由利で226ミリ ▽湯沢市で193.5ミリに達して平年の7月1か月分を上回ったほか ▽山形県でも酒田市で186
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