アダルトビデオ︵AV︶出演強要問題が大きくクローズアップされる中、内閣府・男女共同参画会議の﹁女性に対する暴力に関する専門調査会﹂では、今年に入って計4回にわたって、この問題についての議論が交わされた。 警察庁や法務省、厚生労働省による報告のほか、有識者へのヒアリングもおこなわれている。今年9月に開かれた会合では、神戸大学の青山薫教授︵社会学︶が、NPO法人ヒューマンライツ・ナウ︵HRN︶が提案している﹁AV業界に対する規制強化﹂に反対する意見を述べた。なぜ、HRNの規制強化案が問題なのか。青山教授にインタビューした。 ●﹁AV出演強要﹂と﹁AV﹂を同一視する問題 ――規制についての議論がおこなわれています。そもそも、AV出演強要の問題をどう捉えていますか? もちろん出演その他の強要は、あってはならないことだと考えています。ただ、これまでセックスワーク︵売買春、性風俗産業︶を中心にリサーチ
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