あfろ先生が考える死後の世界 主人公の熊本チエコは、どこにでもいる普通の女の子。 今日は高校の入学式らしく、新生活に期待を膨らませながら家を飛び出します。 よくある、きらら4コマの第1話。きっとこれから、新しい友達が3・4人できたり、あまり活動していない部活に入部してお茶会を開いたりして、ゆるふわな学園生活を送るのでしょう。 引用‥﹃シロクマと不明局﹄1巻10ページ ……と思いきや、2ページ目でいきなり死亡しまいます。 なぜか地獄に連れて行かれそうになりつつも、流れ着いたのは、天国と地獄の狭間にある世界﹁煉獄﹂。 そこでチエコは、﹁不明局﹂と呼ばれる、住所が分からなくなった人に手紙を届ける集配局で働くことになります。 これが、﹃シロクマと不明局﹄の大ざっぱなあらすじ。 第1巻のあとがきによると、あfろ先生が考える﹁死後の世界﹂を描いたものであるとのこと。 前作﹃月曜日の空飛ぶオレンジ。﹄も